大手メーカーの中間決済から:アフターマーケットに力/整備・補修関連機器特集

農機業界で東証プライム市場に上場している(株)クボタ(北尾裕一社長)、井関農機(株)(冨安司郎社長)、(株)やまびこ(久保浩社長)の3社はこのほど、2025年12月期第2四半期(中間期)決算を発表した。
このうちトラクタ、コンバイン、田植機などの大型機械をメーンとするクボタ、井関農機の整備部門に関する説明の概要をみる。
それによると、クボタはスマート・グリーン・イノベーションのグループスローガンの下「アフターマーケット事業の強化」を掲げた。
その内容として、(1)アフターマーケット事業の土台づくりとして、増加する高性能機械の順調稼動のため、各販売会社と連携し、サービスセンターやサポート体制の強化、人材育成を推進。サービスセンターは整備だけでなく、整備以外の様々な価値提供ができる拠点を目指す(2)整備作業における生産性の指標を新たに設定(3)サポート体制については機械ごとの稼働データに基づくタイムリーな点検提案が可能となりトラブルの未然防止に注力。トラブル発生時には遠隔地からでも故障対応がサポートできる仕組みも整備(4)メンテナンス式の残価設定リースという販売スキームが年々増加しており、毎年点検整備をあらかじめセットした新しい販売スタイルとして拡大を目指す―などの取り組みをあげている。
井関農機は、「収支構造改革の柱である作業機及び補修用部品・修理整備等のメンテナンス収入」(井関農機)と指摘し、その重要性を強調したうえで、当中間期では国内の作業機・補修用部品・修理収入は前年同期比38億円(17・5%増加)し、「注力しているメンテナンスに関わる売上げ、部品修理収入は安定収益源として堅調に増加している」と強調している。









