JA全農ひろしまの動き:今年度の供給高に期待/広島県特集

JA全農ひろしま営農資材部農業機械課(神田哲也課長)の24年度(2024年4月~2025年3月)における本機(トラ・コン・田)の供給実績は、23年度に比べて微減となった。しかし、2024年の秋以降、本機は23年度の同時期を上回る荷動きをみせた。
トラクタは26馬力から41馬力未満、田植機は4、6条植え、コンバインは2、4条刈といったクラスがボリュームゾーンとなっている。本機以外では乾燥機の発注が目立ち、これも2024年の秋以降に伸長、前年比150%となった。
今年2~3月には農業機械展示会を主要拠点にて実施。「各展示会にご来場いただいた方々の表情は明るい印象を受けた」と神田課長は話す。この間、50万円以下の管理機や草刈機といった小物商品の需要が高かったという。
4月以降も生産者の購買意欲の高まりが維持され、6月まで供給実績は堅調に推移した。
神田課長は「購買意欲につながる要因は、やはり米価の影響が大きいと推察する。また、各農機メーカーの製品値上げを見越し、先んじた購入も多少あった」と県内の市場を振り返る。
イベントは、恒例の「担い手アグリサミット」を10月に広島営農技術センター(東広島市)で開催する。サミットではザルビオ連携の農機の実演を行う予定だ。
また、12月にはJA農機担当者に向けて、スマート農機とICT技術の研修会を開き、来年1月には新製品の研修会を開くなど、職員に向けて、精力的に農機の知識向上を図る。
今期の見通しについて神田課長は「米価の高止まりにより、農機の買い替えを検討していた生産者が購入へ踏み込むと見込む。そのため今年度は24年度を上回る供給高になると予測する」とし、「例年実施する時期には展示会を開催している。最新の機械・営農情報が得られると思うのでぜひ会場に足を運んでほしい」と力を込める。









