市場の概況:中古市場が活性化/広島県特集

県の農機市場は米価の高止まりを受け、一部の農家は少なからずその恩恵にあずかったようだ。しかし、自給的農家や兼業農家にとっては厳しい状況に変わりはない。これら農家は本機(トラ、コン、田)のいずれかが全損すれば離農を検討せねばならない。その際は、中古機を購入したいところだが、中古機の需要は供給を大きく上回っており、なかなか目当てのものが手に入らない。
ちなみに県下では毎年7月に「中古農機モデルフェア」が開催され、夏の風物詩のような行事となっている。今年、同フェアで出品された中古トラクタは12台、乗用田植機は8台、コンバインは21台、管理機およびティラーは16台だった。
いずれも点検・整備済みの中古農機ということで、毎年多くの農家が目当ての機種を求めて賑わいをみせる。しかし、出品台数は毎年微減の傾向にある。
このような状況下で、生産者は嫌でも日々の整備・点検に注力せねばならない。従って各農機メーカーの販売会社やJAでは農機のセルフメンテナンス講習といった整備・点検にスポットを当てた活動に注力している。難易度の高い修理はプロに任せるとして、簡易な修理を自分で行うコツを教えてくれるこのような講習に人気が集まっている。
県下ではトラクタは25~60馬力未満、田植機は4、6条植え、コンバインは2、4条刈といったクラスの荷動きが活発である。また、草刈り関連の機械が昨年に続き活発な荷動きをみせている。自走式やラジコン式に加えて、トラクタに取り付けるアーム式の草刈機も導入が進んでいる。









