アフリカ農機融資で三井住友銀行と覚書締結/クボタ

アフリカでは人口が急激に増加しており、それに伴って食料需要も拡大している。また、食料調達を輸入に大きく依存するアフリカでは、近年の地政学的リスクの高まりに伴う食料価格の高騰や供給網の混乱といった課題も顕在化しており、食料自給率の向上が喫緊の課題とされている。
一方で、アフリカにおいては、農業機械を保有する農家は依然として限られており、生産性を向上させるためには、農業の機械化が不可欠となっている。クボタは自社の強みである稲作市場向け農業機械の輸出販売に加え、2017年にはKubota Kenya Limitedを設立し、マーケティング機能の強化を図ってきた。さらに、2022年にはインドのEscorts Limitedを子会社化(Escorts Kubota Limited)し、同社が保有する製品群と販売ネットワークを活用することで、アフリカにおける事業規模の拡大に取り組んでいる。
SMBCはアフリカを含む国内外における広範なネットワーク・金融ノウハウに強みがある。今回の提携によりクボタとSMBCは、現地ディストリビューターや政府機関がクボタ製の農業機械を調達する際の金融サービス等の提供を通じて、食料問題の解決に資する農業の機械化を促進していく。
〈業務提携の概要〉
▽内容=アフリカ諸国におけるクボタ製のトラクタ、コンバイン、耕うん機、エンジンなど農業機械の販売に関するファイナンスプログラムの提供▽期間=2025年8月から3年間
▽想定されるファイナンスの例=(1)現地ディストリビューターが同社製の製品を輸入する際のトレードファイナンス(2)農機調達を検討する国の関連省庁に対して、JBICなどの輸出信用機関と連携して提供するECAファイナンスなど。








