長岡京市の防災フェアに出展/工進

(株)工進(小原英一社長・京都府長岡京市神足上八ノ坪12)は8月23日、長岡京市産業文化会館で開催された「わくわく防災フェア」にブースを出展し、発電機やポータブル電源などを展示した。開会式に登壇した長岡京市長・中小路健吾氏は「防災は行政だけなく、市民や事業所の皆様の意識を高めていくことが重要」だと呼びかけた。
当日は起震車の防災体験や防災グッズ作りのワークショップ、また京都橘大学・小山大介教授によるセミナー「災害に備える地域力」などが行われた。夏祭りコーナーやキッチンカーもあり、家族連れなど多くの人で賑わった。
主催の長岡京市商工会女性部は、令和6年能登半島地震の後、石川県・穴水町商工会の女性部と交流を持ったことがきっかけで同イベントを開催するに至った。現地の特産品も販売され、売上げの一部は支援金として寄付するという。
工進と長岡京市は「災害発生時における物資の供給等に関する協定」を締結しており、同社は発電機やポンプなどをすぐに納品できるよう常に倉庫で保管している。そういった経緯もあり、同社ブースは、停電時や電源がない場所でも使用できる製品を展示。
まず、ポータブル電源「BPS」シリーズ。デジタル表示画面に、現在使用しているワット数と、それを使い続けると何時間使用できるかが表示され、電源のない場所では安心感のある設計だ。長寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、毎日使っても約10年は使用できるという。有事の際だけでなく、使い慣れることをコンセプトにし、日常生活に溶け込むようなデザインも印象的。
また、発電機はガソリン式「GV―i」シリーズに加え、カセットガス式「GV―9ig」が目を引いた。家庭でも保管しやすいカセットガス2本を燃料に1~2時間使用できる発電機だ。
その他に、キャンプなどでも活躍しそうな充電式洗浄機「SJC―1820」なども展示されていた。
ブースにいた小原社長に話を聞くと「昔はポンプだけだったが、最近は防災のお手伝いができる自社製品が増えた。市だけで災害の対策や復旧は難しい。地域の皆様と協力し合えたら」と述べた。









