山形農機展100回記念に100石新型乾燥機を発表/山本製作所

(株)山本製作所(山本丈実代表取締役・本社=山形県天童市、東根事業所=山形県東根市大字東根甲5800の1)は8月28日、山形県山形市の山形ビッグウイングで開催された「第100回山形農業まつり農機ショー」において記者会見を行い、「ウインディ ビルド」シリーズの最大クラスとなる新機種100石遠赤乾燥機と、汎用フレコン計量ユニットを発表した。同社は「担い手の頼れるビジネスパートナー」として、ユーザーのニーズに応え、「儲かる農業」「持続可能な農業」へのさらなる貢献を目指す。
記者会見は、農機事業部の鈴木淳部長、農機事業部技術部の奥山量徳部長が出席して行われた。
まず初めに鈴木部長が「本日発表するのは新型遠赤乾燥機と汎用フレコン計量ユニットの2機種になります。乾燥機に関しては、第100回山形農業まつり農機ショーの記念すべき節目に100石の新型乾燥機を発表します。ビルドシリーズの集大成として、現行の80石乾燥機に収まるサイズでありながら、100石対応を実現しました。汎用フレコン計量ユニットは、米の増産が進む中で、作業の省力化や省人化が求められており、そのニーズに対応できる業界初の新型汎用フレコン計量ユニットです。弊社は『担い手の頼れるビジネスパートナー』、そして『ライスセンターの山本』を目指しています。新製品2機種は、担い手の皆様に自信をもって提案できる新商品です」と、挨拶した。
続いて奥山部長が新商品の説明を行った。
【遠赤乾燥機ウインディ ビルド】
〈開発のねらい〉
農地集約化が進み乾燥機の大型化が求められているが、現存建屋では「現状より大型化した乾燥機を設置できない」や「使用電力を増やしたくない」といった声があり、そのニーズに応えるために開発を行った。
〈主な特徴〉
▽新設計乾燥機でデッドスペースの有効活用=新設計乾燥機として現行の100石乾燥機より高さを1メートル以上低くした。
また、乾燥機中箱から上部を160ミリずつ広げることで設置スペース(全長・全幅)を低く抑えた。設置スペースはそのままに80石乾燥機と同等の高さに設置が可能となった。
▽契約電力の見直し不要=最大使用電力は約3・6キロワットで、現行80石クラス乾燥機と同等となり、乾燥機更新時に契約電力の見直しが不要。
▽ビルド乾燥機の集大成=「おまかせ乾燥」「Aiオート」「撹拌運転」「ビルドスコープ」といった、これまでユーザーに好評だった機能を継承し、使いやすさ、高品質な乾燥を実現。
【汎用フレコン計量ユニット YFC―1400W】
〈開発のねらい〉
大豆の生産において省力化のニーズが高まり、近年ではフレコン出荷も増加傾向にある。現場の声をもとにシャッタ形状や排出機構、タンク構造を見直し、大豆でも安心して使用できる汎用性と使いやすさを両立。
〈主な特徴〉
▽業界初の汎用フレコン計量機=米麦以外に「大豆」も計量可能な汎用フレコン計量機。
▽2種類の穀物が貯留できるダブルタンク=大豆の「大粒・中粒」や米の「整粒・屑米」など、2種類の穀物を分けて貯留可能なダブルタンク構造。製品一体型の昇降機を2本搭載し、それぞれのタンクに原料を振り分けて搬送できる。
▽作業環境にあわせた昇降機位置が選択可能=作業環境にあわせた、フレコン取り出し位置以外の3方から昇降機位置を選択可能。個袋計量装置、サンプル装置、操作盤も作業しやすい位置に設置可能。
▽業界トップクラスの計量スピード=計量シャッタ形状とシャッタクリアランスを改良し、大豆の「詰まり」や「割れ」が起きにくい構造とした。大豆は約3分30秒、玄米は約3分でフレコン1袋の計量が可能となった。
▽フレコン・個袋に対応可能=フレコン計量装置と個袋計量装置の組み合わせで、大量出荷だけでなく、少量出荷にも対応。
また、同社は翌29日に会場からSNSで生配信を行い、新製品を現地から発信した。









