最新スマート農機など実演/岩手全国展が盛況

岩手県農業機械協会(松田和秀会長)主催による第78回岩手県全国農業機械実演展示会が21~23の3日間、滝沢市の岩手産業文化センター「ツガワ未来館アピオ」で開かれ、多くの参観者で賑わった。今年のテーマは、昨年同様に「チャレンジ農業で新時代を拓く希望郷いわて」でスマート農機や国内外の大型農機をはじめ、最新のトラクタ、田植機、コンバイン、管理機、作業機、ドローンなど多様な農業機械の実演、展示が行われ、各社の最新技術をPRした。
開会式で挨拶した松田会長は、「米価格高騰のニュースが流れているが、岩手県でも7年産の主食用米の作付面積は108・6%、3700ヘクタールの拡大と、すごい勢いで増えている」と状況を説明。一方であらゆる生産資材が供給不足となっている状態を指摘しながら「生産者の購買意欲は高まっている。この勢いを維持し、売れるものはしっかり売り、下期の拡販に努めていきたい」と、購買動向を見極めた普及推進を訴えた。また、「生産者の所得向上と生産性向上に向けてスマート農機の普及は命題となっており、今展示会でも多くの新製品が展示、実演される」としながら、他県でのスマート農業関係の補助事業の強化について言及し「協会としても、県に働きかけるなどの活動をしていきたい」と意欲を示した。
来賓挨拶した佐藤法之・岩手県農林水産部長は、「県では7月に『いわて農業生産強化ビジョン』を策定した。同ビジョンの施策推進の5つの柱のひとつとして、生産性・市場性の高い産地づくりを掲げ、スマート農業技術の導入による生産性向上の取り組みを強化していく」と述べた。
展示会場では、各社の展示のほか、鈴木農機、ISEKI Japan、みちのくクボタ、やまびこジャパンによる新製品デモンストレーションが行われ、自動直進農機、無人コンバインなどが紹介された。









