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令和7年8月18日発行 第3564号 掲載

注目の地元メーカー:進化続ける和同産業/岩手農機展特集

 和同産業(株)(三國卓郎社長・岩手県花巻市実相寺410)は5日付のホームページで、同社のロボット草刈機が熊対策に有効との提案を掲載した。ロボット草刈機「ロボモア」は、2018年の発表以来、各地の果樹園などで実証試験を進め、また、実演研究会で農家その他の関係者に意見を募りながら完成度を高め、本格発売に至った経緯がある。
 こうした中、24時間自律的に稼働を続ける同機に対しては、早くから獣害予防の効果を期待する向きがあり、警報音や光を発する機能を加えてはどうかといった意見が寄せられていた。そうした装備がいま具体的に搭載されているわけではないが、同社関係者によると、導入現場からはロボモア自体の動きにより害獣が警戒して近づかないとの話が聞かれるとのこと。今回の提案もそうした実際の事象から立ち上がった。
 同社は1941年に創業以来、今日まで様々な農業用作業機、草刈機を開発してきた。また、除雪機で大きな実績を築き、さらに「ロボモア」を商品系列に加えたことで、企業活動の厚みは一段と増した。
 特に発電機、電動の小型木材運搬車と、電動モノの新規投入が続き、ロボット草刈機を生み出した技術蓄積は今後、さらに多方面に枝を広げていくに違いない。
 2023年6月に社長に就いた三國卓郎氏は、「スピード感をもって社内を変えていく」方針を掲げ、またやりたいことをやろうと、特に若い世代の柔軟な発想と行動力の引き出しにウエートをかけ、社内でもその精神は浸透してきている。面白さを追求する仕事の中から、今後どのような製品が生み出されるのか―注目していきたい。

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