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令和7年8月18日発行 第3564号 掲載

第78回岩手県全国農機展示会/8月21~23日、滝沢市ツガワ未来館アピオで

 岩手県農業機械協会主催による第78回岩手県全国農業機械実演展示会が21~23の3日間、滝沢市の岩手産業文化センター「ツガワ未来館アピオ」で開かれる。今年のテーマは、昨年同様に「チャレンジ農業で新時代を拓く希望郷いわて」で、最新のトラクタ、田植機、コンバインのほか、需要が旺盛な草刈機、管理機、作業機、ドローンなど多様な農業機械の実演、展示が行われる。岩手県農機市場は、米価の上昇により、昨年の秋ごろから好調に推移。農家の購買意欲が高まっている。岩手展の特色ともいえる最新の大型機械をはじめ、スマート農機から、中小規模農家向けの各種資機材まで、幅広い出展、実演でアピールし、秋の商戦に弾みをつける。
 岩手県の農業産出額は、令和5年は、過去20年間で最高額となる2975億円で、全国第9位となった。内訳は、耕種部門が1000億円(33・6%)、畜産部門が1975億円(66・4%)。耕種部門では、米が527億円(17・7%)で全国第10位、畜産部門では、鶏が1073億円(36・1%)で全国第2位、豚が388億円(13・0%)で全国第7位。
 令和2年の総農家数は5万2688戸となり、平成12年の9万2438戸と比べ、約43%減少。特に、主業農家数は、平成12年の1万4311戸から、6734戸と約53%減少している。64歳未満の基幹的従事者数は、平成12年の3万7891人から令和2年には1万1674人と、約69%減少。平均年齢は、平成17年の66・7歳から、令和2年には69・0歳と、2・3歳上昇している。
 一方、販売額3000万円以上の経営体の占める割合は、平成12年の12%から、令和2年には41%と、29ポイント増加している。令和2年の農業法人数は703法人となり、平成17年の350法人と比べ、倍増している。
 県はこのほど、令和10年度までの、「いわて農業生産強化ビジョン」を策定した(7面に記事)。それによると、農業経営体の見通しは、総農家数は、令和2年度の5万2688戸から、令和17年度に2万8200戸まで減少する一方で、農業法人数は、令和2年度の840から、令和17年度には910法人に増加することが予想される。
 県では、多様な働き手を確保し、スマート農業技術の活用や新品種の開発等により、農業の生産性を一層向上させていくことが必要だとしている。こうした課題解決に、革新的農業機械の活躍が期待されている。

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