変わる病害虫に対応/ゴルフ場防除技術研究所が研究会開催

ゴルフ場防除技術研究会(小林由幸会長・神奈川県相模原市淵野辺本町2の16の24)は6日、東京都千代田区のホテルグランドアーク半蔵門で「2025年度・第2回研究会」を開催。会員など約140人が参加して行われた。
会の冒頭小林会長は、「酷暑の中、多くの方にご参加いただきありがとうございます。今回144名が参加され、過去最高の参加人数になった。本日の講演では、我々が業界に入った時とは全く違う発生症状になっている病害虫について、気候変動を含めて今後どうやって見極め、防除を効率的にやっていくかを学んでいく。また、スズメノカタビラに対する秋季土壌処理剤の2回使用の実証により、常に変化するカタビラの状況、生態を改めて認識し、どうやって対応していくかを共有していきたい。本日は懇親会も開催するので、皆さんと情報交換できればと思う」と挨拶した。
情報交換会では、会員各社が(1)2025年度・上半期の概況と今年の見通し(2)各地域における業界の現状と変化(3)昨秋から今春の雑草・病害虫防除の実態と問題点(4)暖地型芝草等の生育不良による請負防除への影響(5)市場動向(請負・販売)の変化について―などの発表を行った。
各会員からは「実績については微増であるが、資材、燃料価格の高騰によるもの。プレー価格は値上げしているが、コース管理予算には反映されていない。最近は猛暑によりプレーする人が減っており、厳しい状況だ。コース管理作業を外注するゴルフ場が増えているが、請負う側も人員不足で対応できずに断っている状況。人材確保が課題となっている」など、厳しい現場の状況が伝えられた。
その後、(株)ニチノー緑化の大西一弘氏が「芝草害虫の生態とフェロモントラップを活用した防除対策」、丸和バイオケミカル(株)の三浦豊氏が「気候変動に対する除草剤使用の新たな取り組み~スズメノカタビラに対する周期土壌処理剤2回使用の試み~」について講演した。









