組合員との交流密に/岡山県特集・商組の動き

岡山県農業機械商業協同組合(53組合員)は、農家のみならず組合員の高齢化を背景に、農機需要の減少に歯止めがかからない状況となっている。昨年来の米価の高止まりによる恩恵は、一部の大規模米農家にもたらされたものの、厳しい状況に変わりはない。自身も農家である事務局長の石原靖久氏は「離農という状況がいかに深刻か。私の住む農村(赤磐市東部)では用水路の清掃や溜池の管理といった重労働を伴うインフラ整備は、私を含めて5人ほどで行っている。ひと昔前は30~40人でやっていた。いかに大変か分かるでしょう」と苦笑する。24年度(24年2月~25年1月)の購買事業の実績は、計画目標額1億4100万円に対して1億3606万円(96%)。24年度は主にクローラと保冷庫、育苗土の荷動きが目立った。25年2~5月は前年同時期に比べて112%で推移した。25年度の重点目標は、(1)定期訪問による組合員との情報交換(2)購買事業分量の確保(組合員別の目標設定と利用分量配当金の分配)(3)技能士の資格取得(講習会の開催)。「第41回中古農機モデルフェア」は昨年と同じく、紙面展示会の方式で組合のHPにて開催している(8月1~31日)。石原事務局長は「昨今の酷暑と熱中症対策の強化(労働安全衛生規則の改正)、中古農機の品薄などを鑑み、屋外での開催はもはや難しい」とし、「今後も月1回は組合員を訪問し、情報交換をしながらコミュニケーションを図る」と話す。









