温水除草応用し防虫効果実験/ケルヒャージャパン

ケルヒャージャパンは沖縄県古宇利島で、「温水除草システム」を活用した外来種「ヤエヤママドボタル(オオシママドボタル)」の防除実証試験に協力した。今回の試験は、沖縄県環境部自然保護課の委託事業「令和7年度外来種対策事業(昆虫類・クモ類対策)」の一環で実施。薬剤を使わず高温水のみでホタルの個体数を抑制する効果検証が行われた。「温水除草システム」は、100度C近い高温水を散布して雑草の生長や繁殖を抑制する技術で、今回は昆虫防除に応用した。事前実験では、ヤエヤママドボタル幼虫に温水を直接散布、全個体(12個体)が異常個体化し死亡。幼虫は3~5秒の散布で効果が確認された。また、植物への影響では、草本はしおれたものの色彩は保持。木本植物では茶変がみられたが、枯死には至らなかった。この結果から、同システムは環境への影響を最小限にしつつ、ホタル防除効果が期待できることが示唆されている。ヤエヤママドボタルは、近年、生息地域の拡大で在来生物の減少や生態系バランスの崩壊が懸念されている。









