導入進む電気乾燥機/大紀産業の新製品

大紀産業は、新製品の電気乾燥機「E-20HD-S(標準品)」および「E-20HD-PRO(全自動型)」の2機種を2025年5月から発売し、好評を得ている。同社が開発・製造・販売する電気乾燥機は、野菜や果物、お茶、和・洋菓子、海産物など幅広い食材を独自技術により効果的に乾燥させ、付加価値のある新たな食品を産出している。最近ではジビエやペットフードの分野でも導入が進んでいる。新製品は乾燥室内温風を従来の片側吹出方式から両側吹出方式に変更し、かつ熱効率を追求した熱源ユニットを搭載。消費電力を従来製品から約1割削減した。また、操作ボックスは全てデジタル表示にした。全自動型は新製品の液晶タッチパネルPROを搭載。これには同社独自の作物別12種類のオリジナル乾燥プログラムが標準搭載されており、最大30パターンまで記憶する。その他の主な特徴は以下の3点。(1)静音設計で低騒音シロッコファン採用(2)より操作しやすく、見やすいダンパー調整(従来品は乾燥機側面にあった)(3)自由に移動しやすいキャスターを標準搭載―など。同社は新製品の開発コンセプトについて「最近の電気代高騰を踏まえ、従来の電気乾燥機40kgタイプを、さらにランニングコストを低減するべく、乾燥室内温風構造を見直した。これにより省電力化と乾燥時間短縮化の両方を実現した」とし、新製品の販売想定先として「三相200ボルト仕様で規格外品の農産物を利用し、大量に乾燥物を作りたい大規模農業生産者、農業生産法人、食品加工メーカー向けに対応した商品です」とする。6次産業化に取り組む個人・大規模農家や食品メーカーによる導入が進み、高い技術に裏打ちされた同社の製品は国内のみならず東南アジア、米国、中国、スーダン、ケニアなど、海外でも好評で普及が進んでいる。希望小売価格は、「E-20HD-S(標準品)」が100万円(消費税・運送費別)、「E-20HD-PRO(全自動型)」が130万円(消費税・運送費別)。









