全農高知農機事務所:業務改善チーム始動/高知県特集

全農耕種資材部中四国広域農機事業所高知農機事務所(小松歓三所長)の昨年度の事業計画は、10億1600万円。実績は前年比、計画比とも微減であった。「米価の高騰は一部の農家への影響は見られたものの限定的だった。長い時間をかけて提案してきた人が購入するケースはいくつかあったが、大きな影響は見られなかった」と小松所長は振り返った。
今年度のこれまでの実績は、各社の価格改定前の駆け込みの購入が見られ、計画比、前年比とも増加している。
JA高知県では、中四国クボタと提携して安芸、宿毛地域にRTK基地を設置。各地でスマート農機の実演会を実施した。「参加者からは作業後の仕上がりがきれい、運転を自動操舵に任せてほかの作業ができるため、思った以上に楽だという声が聞かれた。新技術は体験してもらうのが一番」と、小松所長は手応えを感じており、今後の拡販に努める。
昨年から導入された業務改善チームは、今年も各拠点を回り、職員の意識改革に努めている。
「1年間業務改善に努め、工場、店舗、事務所が整理整頓され、きれいになった。まずは環境から。目に見える形で環境を変えることで職員の意識も変わってくる。今後は各営業所ごとの課題解決に努める」と、平島彰喜所長代理は拠点をサポートしていくとした。
3月には市内のホテルで全職員が出席し、キックオフ大会を初めて開催。JAの役員、地区の幹部などの来賓を招き、プロジェクトの取り組みの総括、年間実績の優秀者の表彰、次年度の取り組みなどを発表した。
「全職員が集まるのは初めて。大勢の前で成績優秀者が表彰されることもこれまでなかった。職員のモチベーションアップ、意識改革につながることを期待する」と、今後も続けていく考えだ。
平島所長代理は、今年4月に全農本部から配属された。学生時代から剣道をしており、先の全農剣道全国大会では団体戦準優勝の成績を収めた。
「高知は食べ物もおいしく、人も優しい。高知の空気が合っている。ぜひとも業務改善に貢献したい」と、全職員をサポートしながら取りこぼしのないように的確に施策を実行し、今年度の事業計画である10億2600万円の計画達成を目指す。









