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令和7年7月21日発行 第3560号 掲載

JA全農にいがた:共同コンバイン推進を充実/新潟県特集

 JA全農にいがた施設農機部農業機械課(石田友信課長)の昨年供給実績は、前年対比105%となった。当初は前年並み程度の計画を設定していたが、下期の需要の高まりで上方修正した。トラクタは前年比117%、コンバイン129%と好調で、特に下期で令和6年産の米価が巻き返した影響から出荷台数も増加。田植機は上期あまり良くなかったが、下期で改善が見られたものの前年比79%となった。共同購入の取り組みの影響で、4条刈コンバインの出荷台数比率が36%から63%まで増加している。
 今年度6月末時点の実績は、前年比でトラクタ130%、田植機126%、コンバイン183%といずれも好調。「米価上昇が見込まれることによる購買意欲の向上に、メーカー各社の価格改定の影響もあり、需要が前倒しになっている」と石田課長は話す。6月に開催した農機大展示会サンクスフェアは勢いそのままに来場者数3908名で昨年比109%と盛況だった。
 今年度の取り組みとしては、共同購入コンバインの推進はもちろん、省力化技術の実演にも力を入れる。
 共同購入コンバインはサンクスフェアでの実機試乗会の他、実演機による需要掘り起こしのため、実演機を3台から4台に増やして対応する。クボタのアグリロボ田植機の実演を県内9カ所で実施。スリップローラーシーダーを使った乾田直播の実演もヤンマーアグリジャパンの協力を得て行った。ザルビオもサンクスフェアやJAの展示会、実演会などで機能紹介などをして周知を図っている。また実演会を中心に可変施肥田植機も提案している。
 スマート農業技術では、直進アシスト機能付き農機は年々注目度が高まり、搭載されたものを希望する生産者は増加傾向にあり、現場での導入が進んでいる。アグリロボ田植機は、不整形地での実演でもきれいに植えられ、実演後に生産者が購入した例もあった。
 修理整備については、簡単な修理整備は生産者でやってもらえるようセルフメンテナンス講習に力を入れている。その講師を各JAで養成してもらいたいとの思いから、セルフメンテナンスの講師養成講座の研修を年2回実施している。
 農機の高額化から、中古農機の需要が年々高まっており、中古農機の流通活性化にも取り組んでいく。更新時に下取った製品を早めに情報発信して少しでも需要に対応していきたい考えだ。

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