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令和7年7月21日発行 第3560号 掲載

中古農機フェア盛況/福島商組

 福島県農業機械商業協同組合(橋本盛光理事長)は17、18の両日、福島県大玉村のプラント5大玉店で「第23回中古農機フェア」を開催した。福島県内では最大規模となり、全国でも有数の中古農機フェアとして注目されている。今回は県北・相双、県中、県南・いわき、会津の各支部から46組合員が参加。成約目標を8000万円と設定し、トラクタや管理機をメーンにアピールした。
 初日の開会式では、同フェア実行委員長の佐藤秀安氏((株)中央農機二本松社長)が「たくさんの機械を買ってもらえるように頑張ろう」と呼び掛け、橋本理事長が「2日間の皆さんの頑張りに期待したい。会場に並べた中古農機が全部売り切れるようにしたい」と笑顔で挨拶した。
 午前9時半の開場前から多くの来場者が長い列をつくり、フェアの開催を待ちわびた。開場直後から、会場は中古農機を求める人でごった返し、人だかりでスムーズに歩けないほどの混雑ぶり。 会場にはトラクタ、コンバイン、田植機、管理機、草刈機、運搬車、播種機など多種多様な農業機械約400台が勢揃い。来場者は試乗したり、メーカーの担当者に特徴や性能について質問したりして、熱心に品定めしていた。
 初日に実施した中古農機の抽選会では、本宮市で米と自家野菜を生産している男性が、倍率40倍を勝ち抜いて草刈機スパイダーモアをGETした。男性は「昨年からこのフェアに参加し、楽しみにしています。夏場の草刈り作業には欠かせないので、これから大活躍。実は前回も抽選で草刈機を当てたんです」と嬉しそうに話した。
 仲間同士で郡山市から来た米農家の男性は「福島県内で最大規模のフェアということもあり、毎年期待しています。クボタのトラクタを目当てに来ましたが、抽選に外れてしまいました」と苦笑い。
 会場では直進アシストやRTKのトラクタといったスマート農機の販売もあった。福島県のブースでは、今年4月から県内一円で運用開始されたRTK基地局についての解説のほか、農作業事故防止や熱中症対策の重要性をチラシとシールを配布して訴えた。福島県農林水産部農業振興課主査の山田康平氏は「RTK基地局の運用開始で、スマート農機の普及台数は伸びている。今後さらに注目されていくだろう」とコメントした。
 同日開いた農業資材展には16社が出展し、草刈機やチェンソー、発電機、オイルなどを紹介したほか、帽子や長靴、トラックシートといった様々な製品を販売した。

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