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令和7年7月14日発行 第3559号 掲載

今シーズンの手応え:業務用ユースの需要獲得/草刈機・刈払機特集

 各種草刈り用の機械に対する現場の期待が高まっている。展示会などでも、農林業の第1次産業向けに限らず、緑地管理、建設・土木、造園・緑化の業務用ユースを対象とするイベントでも草刈機の出展が目に付くようになっている。スペースの広さ、扱い方も目立つようになっている。
 それは、農林業の現場はもちろん、緑地の管理をカバーするあらゆる分野で草刈り用機械への関心が高まっているからに他ならない。機械化シフトを重要視していると言い換えてもいいだろう。
 このため現場の機械化ニーズは、取り扱い企業の積極的なアプローチとあいまって高まりを見せている。弊紙の連載企画である農機流通ルポ「市場ニーズを捉え 商機拡大」をみても草刈機を今年のヒット機種にあげる販売店は少なくなく、十分な手応えをつかんでいるようだ。また、重点機種として推進が図られている。市場を牽引する大事な機種の1つに見られている。
 ヒットしている要因は、避けて通れない草刈りを効率的かつ省力的に進めたいというニーズが強いためだ。安全作業という側面も加わる。さらに、ユーザーの期待に応える品揃えが進んでいる。ライアンアップの充実と現場の機械化対応への強い思いとが相乗効果となって、草刈機市場が盛り上がってきているわけだ。
 草刈り用機械としては、最もお馴染みの手持ち用機械である刈払機が思い浮かぶが、最近では、販売・生産台数で群を抜くこの機種以外にも手押し、自走、乗用、インプルメントとラインアップが充実。
 さらにここに来て、人の手を煩わせない自律走行するロボットから遠隔操作で安全性を高めるラジコン式が多数登場し、それぞれの作業現場に適した機種として普及が進んでいるのが現状だ。
 このトレンドはしばらく続いていくものと見られる。農林業はもちろん、公園、飛行場、高速道路、河川敷などの公共緑地、さらにはスポーツフィールドから工場や学校施設まで、管理するフィールドが広がっているのも強み、魅力となっている。
 リース、レンタルを主要業務としている大手企業であるレンタルのニッケンやアクティは、例えば林業機械化協会が主催する「森林・林業・環境機械展示実演会」にラジコン式草刈機を出展し、PRするように、主要取り扱い製品としていることも草刈り用機械が各分野から注目されていることを物語るものだろう。
 販売サイドからすると、農林業市場だけでなく、都市部の需要を巻き込めることもこの草刈り用機械の魅力となっている。
 

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