KSASにAIチャット機能追加/クボタ

(株)クボタ(北尾裕一社長)は3日、同社がサービスを提供する営農支援システム「KSAS(Kubota Smart Agri System、ケーサス)」に、生成AIを活用した「KSAS AIチャット」機能を正式に追加したことを発表、同日より同機能のサービスを開始した。KSASの使用方法や新規就農に役立つ情報はもちろん、営農に関する簡単な質問を回答できるよう機能を強化した。同社は今後もKSASにおけるAIの活用を順次強化し、農業生産者にとってより利便性の高いサービスを提供していくとしている。
同社は2014年に営農支援システム「KSAS」のサービスを開始。農地情報や作業履歴、収穫実績、農業機械の稼働情報等をパソコンやスマホ等を使って記録・管理・閲覧でき、データを活用した農業の実現をサポートしている。
今回追加した「KSAS AIチャット」機能では、今年1月に公開した同機能の試用版において、作物の成長条件や農薬など、営農に関する相談が多く寄せられたことから、正式版では同社が発行している栽培ガイドや営農提案情報などに基づき農作物の栽培に関する質問にも対応するなど、農業生産者の多様な要望に応えられるようにした。また、利便性の更なる向上のために、過去の質問履歴を確認したり、過去の対話の続きから再開できる「対話履歴機能」や、回答に関連するマニュアルの該当ページをPDFで表示する機能などを追加した。同機能の概要は次の通り。
▽利用者=KSAS会員であれば無料で利用可能。利用にあたってはKSAS Marketplaceから申し込みが必要▽答えられる内容=KSASの使用方法。新規就農の際に有用な情報(情報収集の仕方やおすすめのサイト情報、相談先・支援制度・研修プログラムの紹介など)。農作物の栽培に関する質問。
同社は今後の展望として、KSASはデジタルで営農データを蓄積し、データを活用した農業の実現を支援してきたが、今後は、農業生産者がKSAS内に登録した営農データを基に、生成AIを用いたデータ分析ができる機能の開発などを進める。同社は、農業生産者を支えるパートナーとして、利便性の高いサービスの提供を通じて、日本農業の更なる活性化に貢献することを目指していくとしている。









