食品ロス量464t/農林水産省、環境省・2023年度推計

農林水産省及び環境省は6月27日、2023(令和5)年度の食品ロス量を推計して公表した。同年度の食品ロス量は約464万トン(前年度472万トン)となり、前年度に比べて8万トン減少した。これは国民1人当たりに直すと年間37キロにあたる。このうち、食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は231万トン(同236万トン)、一般家庭から発生する家庭系食品ロス量は233万トン(同236万トン)となった。
2023年度の食品ロス量は2000年度に比べて全体で53%減、事業系は58%減、家庭系は46%減となった。2030年度までに2000年比で半減する目標を前倒しで達成したため、両省は新たな目標として、事業系食品ロスを60%減(547万トン↓219万トン)、家庭系食品ロスを50%減(433万トン↓216万トン)を設定した。
また、消費者庁は両省とともに、「食品ロスによる経済損失・温室効果ガス排出量」の推計も行い、公表した。内容をみると、2023(令和5)年度における食品ロスによる経済損失は4兆円(国民1人当たり年間3万1814円)、温室効果ガス排出量は1050万t―CO2(同84キロ―CO2)だった。
なお、「食品ロス」とは、本来食べられるにも関わらず捨てられている食品を指す。SDGsのターゲットの1つに、2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の1人当たりの食料の廃棄を半減させることが盛り込まれた。









