林業機械化協会7年度の事業計画/高性能林業機械特集

既報の通り、一般社団法人林業機械化協会(島田泰助会長)は13日、都内で「令和7年度定時総会」を開催し、提出した一連の議案を原案通り可決、承認した。ここでは今年度の事業計画について取り上げる。
日本の森林・林業は、2050年カーボンニュートラルの実現、異常気象による激甚災害の頻発への対応、花粉症対策といった様々な課題を抱えている。解決に向けて「伐って、使って、植えて、育てる」森林循環利用サイクルの確立が求められており、高性能林業機械の導入・有効活用に大きな期待が寄せられている。今年度は次の5つの事業に取り組む。
(1)林野庁補助事業の実施=令和6年度林野庁補正予算による林業機械・木質系新素材の開発・実証事業の実施主体として、開発・実証事業体の取り組みの進捗管理を着実に行い、事業の確実な実施に努める。
また、今年度の森林・林業担い手育成総合対策による安全講習会等は大型林業機械の導入促進とも密接に関連しており、体制を整えて円滑な実施に努める。
(2)「みやぎ2025森林・林業・環境機械展示実演会」の開催=(別稿参照)。会場の特性を生かし、出展効果が高い展示実演会となるように努める。
(3)車両系林業機械運転業務従事者に対する安全衛生特別教育に係る講師養成研修の実施=昨年度、10年ぶりに開講、約100人が受講した。今年度も林業現場の安全衛生確保を目的として6月16日に都内で開催。33人が参加した。
(4)情報の発信=▽月刊誌「機械化林業」の充実・協会会員、行政機関の職員、研究者、技術者、林業従事者など林業機械に関心のあるすべての人を対象に、最新機械情報、林業現場の取り組み、林野庁の動きを発信する唯一の専門誌として毎月1回発行。
▽「最新の林業機械(令和7年度版)」の配布等・最新の林業機械について分かりやすく説明した同書を作成し、林業機械に対する理解の向上を図る。
▽既刊図書の見直しと新刊図書の発行・これまでに発行した書籍の見直しを行い、順次アップデート。また、今日の森林・林業の課題に即した新しい書籍の発行を検討する。
▽協会ホームページの活用・ホームページには協会の動きや関連情報を掲載。林業機械ミュージアム、新しい林業の取り組み、動画の掲載など、より充実した情報発信を強化する。
(5)林業機械化研究会の開催=会員に必要な情報を提供し、会員相互の理解を深める場であることを念頭に会員のニーズに合った内容を検討し、開催に努める。
また、総会では役員改選があり、会長、副会長、専務理事、理事、監事が全員再任となった。任期は2年間。新執行体制は次の通り。(氏名敬称略)
▽会長=島田泰助▽副会長(理事)=有吉実(イワフジ工業(株))▽専務理事(業務執行理事)=石井晴雄▽理事=小見山昌之(コベルコ建機日本(株))、櫻訓一(やまびこジャパン(株))、佐々木勝広((株)新宮商行)、野口和也(日立建機日本(株))、松本良三(松本システムエンジニアリング(株))▽監事=入川修一(一般財団法人日本森林林業振興会)、草野隆弘(オカダNANSEI(株)、南星機械)









