農業産出額2096億円/福岡県特集

▽農林水産省発表による福岡県の2023年農業産出額は2096億円で、全国17位となった。上位10品目は、米が338億円で1位となった。以下は順番に、イチゴ(244億円)、鶏卵(118億円)、ブドウ(99億円)、肉用牛(79億円)、生乳(73億円)、ネギ(57億円)、ナス(56億円)、豚(55億円)、ミカン(50億円)。また、生産農業所得は938億円だった。
▽米の作付面積は22年に比べ600ヘクタール減の3万2800ヘクタールとなり、生産量は6600トン減の15万7400トンとなった。10アール当たりの収量は480キロ、作況指数は100の「平年並み」。うるち米全体に占める県育成品種の割合は22年並みで「夢つくし」が43%、「元気つくし」が20%。
▽麦の作付面積は22年に比べ200ヘクタール増の2万2900ヘクタールとなり、生産量は9万5300トンで6年連続の豊作。小麦の生産量は7万トン。二条大麦は7%増の2万3600トン。ラーメン用小麦「ラー麦」の作付面積は1870ヘクタールで、生産量は7368トンとなった。
▽イチゴ「あまおう」の作付け面積は22年に比べ3ヘクタール減の296ヘクタールで、生産量は9%減の8929トンとなった。販売単価は1キロ1683円。販売金額は150億円。
▽温州ミカンの栽培面積は22年と同じく1140ヘクタールとなった。県内で育成された「早味かん」や「北原早生」の栽培面積は5ヘクタール増の182ヘクタールで、生産量は3%減の2694トンだった。
▽花きの作付面積は、569ヘクタールで22年より減。作付面積全体の3割を占めるキクは3ヘクタール減の192ヘクタールだった。また、花きの出荷量は5%減の1億8000万本。
▽茶の栽培面積は22年並みの1490ヘクタールで、「八女伝統本玉露」の栽培面積は0・4ヘクタール減の11・7ヘクタールだった。「さえみどり」や「おくみどり」といった品種の栽培面積は、1ヘクタール減の198ヘクタール。荒茶の生産量は、22年と同じく1750トン。一番茶の荒茶価格は、普通煎茶が3%低下して1キロ3197円で、玉露が5%低下して1キロ5536円だった。八女茶は令和5年度の全国茶品評会において、八女市が「玉露の部」で23年連続となる「産地賞」を受賞。
▽鶏卵生産量は22年に比べ7763トン減の3万5486トン。鶏卵価格は、22年10月からの鳥インフルエンザ発生による鶏の殺処分増加の影響が長引き、全国的に流通量が減少したため、43%上昇の1キロ309円。









