有機資材の肥効「見える化」/農研機構がアプリ公開

農研機構は4日、「有機質資材肥効見える化アプリ(畑・水田版)」を開発し、日本土壌インベントリーのウェブサイトに公開した。同アプリは、畑向けの「有機質資材の肥効見える化アプリ」(2021年5月公開)をリニューアルしたもので、(1)水田版の追加(2)リン酸・カリ肥効予測機能の追加(3)計算に必要な資材特性値の自動入力機能の追加―の3点を新機能として拡張した。(2)と(3)は、畑版・水田版の両方で利用できる。
「有機質資材肥効見える化アプリ(畑・水田版)」は、デジタル土壌図で地域を特定し、資材施用日や収穫予定日を入力すると、その期間の推定地温などから窒素肥効が計算される。生産者や普及指導員らが同アプリを使うことで、家畜ふん堆肥や植物油かすなどの有機質資材からの養分(窒素、リン酸、カリ)供給量を「見える化」できるようになり、適正な施肥計画や化学肥料使用量の低減につながる。
農研機構では、今回の機能拡張により、減化学肥料栽培や有機栽培のさらなる取り組み拡大に貢献できるとしている。
同アプリは、農研機構が運用する日本土壌インベントリーのウェブサイト内にある土壌管理アプリ集(https://soil-inventory.rad.naro.go.jp/main/menu/static/)に「有機質資材肥効見える化アプリ(畑・水田版)」として収納されており、無料で利用可能。









