酪農学園大学と連携協定/クボタ・北海道クボタ

(株)クボタ(北尾裕一社長・大阪市浪速区敷津東1の2の47)、(株)北海道クボタ(道信和彦社長・北海道札幌市西区西町北16の1の1)、酪農学園大学(岩野英知学長・北海道江別市文京台緑町582)は26日、酪農学園大学内の研修館で産学連携による学術の振興及び地域経済の発展、地域社会の活性化を目的とした包括連携協定を締結した。協定書には、クボタの習田勝之KESG推進ユニット長、北海道クボタの道信社長、酪農学園大学の岩野学長が署名。酪農学園大学による出張講座の開催や北海道クボタによる出前授業などを行う。
協定の目的と連携事業は、産学連携を通して相互の発展に寄与するとともに、学術の振興及び地域経済の発展、地域社会の活性化を目的とし、次の5つの連携事業を推進する。(1)相互の研究開発の推進(2)相互の人的支援、人材育成(3)相互の資源(生物資源・施設・設備等)の有効活用(4)社会貢献(5)その他連携を図るために必要な事項。
具体的には、酪農学園大学による出張講座の開催や北海道クボタによる出前授業、F VILLAGE(クボタアグリフロント)における農機具展示会の開催、体験型ワークショップ、学内生産物の販売、動物とのふれあい体験、研究成果を活用して製造された加工品(肉・乳等)を活用したメニューの開発や販売など幅広く強固に連携して地域農業の発展やリクルーティングを含めた人的支援、人材育成に貢献していく。締結の有効期間は同日から3年間。随時更新も行う。
締結式には、(株)クボタから習田勝之ユニット長、KESG推進部北海道ボールパーク推進課の野上哲也課長、(株)北海道クボタから道信和彦代表取締役社長、小杉克義専務取締役営業本部長、永瀬達弥常務執行役員営業副本部長、営業本部スマート農業担い手推進部の西村章範部長、酪農学園大学からは岩野英知学長、高橋俊彦副学長、農食環境学群の小糸健太郎学群長、同群循環農学類の日向貴久学類長、同群食と健康学類の上野敬司教授が出席。協定書には、クボタの習田ユニット長、北海道クボタの道信社長、酪農学園大学の岩野学長が署名した。
その後、各代表者が挨拶した。岩野学長は「この度の協定実現は『若者たちにワクワクする農業を見せたい』という共通の思いから生まれた。三者が連携することで、日本の農業を刷新し、次世代を担う若者たちが農業という産業の活性化に積極的に関わっていくことを願う。この協定の意義は農業の未来を担う後継者の育成にある。少子化が進み、地方の存続すら危ぶまれる中、私たちは若者たちに農業の可能性や革新性をしっかりと伝え、次代の担い手を育てていく責務があると思っている。本日の協定締結を新たな出発点とし、クボタ様、北海道クボタ様とともに、持続可能で魅力のある農業の実現に向けて一歩ずつ着実に歩んでまいりたい」とコメントした。
習田ユニット長は「次世代育成は、我々にとっても非常に大きなテーマであり、これまでも酪農学園大学様だけでなく、いろいろな教育機関と育成活動を進めてきた。酪農学園大学様とはこれまでも活動を行ってきたが、協定締結によって、その活動をさらに活発なものにしていきたい。北海道で農業機械の販売・サービスを手掛ける北海道クボタもこの協定に加わることで、スマート農業に関する最新技術を学生の方々に実際に体感いただく機会を提供し、3者としてより強固な連携を進めていく。大きく3つの期待を込めて活動を進めていく。1つは強固な連携を通じ、次世代の方々の食と農業を支えていく人づくりにつなげていく。教育機関である酪農学園大学との連携を通じて、より実践的な知識や技術を学生の方に習得していただいて、農業の持続可能な発展に寄与する。2つ目はクボタアグリフロントがより地域に根ざした施設になっていくことに期待する。地域との密接な関係を深めることで、地域のニーズに応じた活動を展開していきたい。3つ目は、クボタの事業を取り巻く様々なステークホルダーの方に、北海道だけでなく、道外また海外の方々にも共感、参画を得ていただくきっかけになることを期待したい。私たちのこれらの取り組みが多くの方々に共感を呼び、それを踏まえてクボタに興味を持っていただくことが、共に成長していくことにつながればと思う」と述べた。
道信社長は「当社では『スマート農業は北海道クボタ』をスローガンに、スマート農業を定着させることによって、北海道の農業従事者の皆様が夢と希望を持って取り組んでいくことのできる農業を実現し、スマート農業の市場創造に向けて取り組んでいる。この度、酪農学園大学様との包括連携協定を提携させていただくことにより、これからの北海道農業を支える次世代の人材育成に貢献できる機会ができたことを大変ありがたく思う。5月28日には、酪農学園大学内において、スマート農業の最先端機器を活用した『農業施設・機械学実習』を実施させていただき、多くの学生の皆様の熱心かつ真摯に受講される姿を拝見することができ、スマート農業が切り開く未来の明るい農業の可能性を実感した。今後も北海道の農業従事者の皆様から最も信頼されるパートナーを目指して取り組んでまいりたい」と話した。
締結式後には、酪農学園大学の研究成果を活用したアカエゾマツベーコンとクボタアグリフロントの植物工場で生産したスイートバジルソースをトッピングした産学コラボピザが参加者に振る舞われた。夏頃クボタアグリフロント内のカフェで販売予定。









