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令和7年6月30日発行 第3557号 掲載

安全性高めた田植機と1輪管理機を発売/ヤンマーアグリ

 ヤンマーアグリ(株)(所司ケマル社長・岡山県岡山市中区江並428)は7月1日から1人作業の安全性を高めた乗用田植機「YR4C/5C」、安全性・操作性が向上した1輪管理機「YK651SK/451SK」を発売する。このうち乗用田植機は、コンパクトな機体にシンプルな操作性と安全に配慮した機能で使いやすく、オペレータにも補助者にも便利な機能を備えた4条・5条植え。1輪管理機は好評の「YK―SKシリーズ」に、簡単に走行・ロータリークラッチが切れる「緊急停止ワイヤー」を追加した。
 【乗用田植機「YR4C/5C」】
 主な商品概要、特徴、商品価格等は次の通り。 農地の集積・集約による大規模化が進む中、農業機械の高性能化が求められる一方で、中山間地などの小型クラス市場では、よりシンプルで安心して作業ができ、省力化できる農業機械が求められている。
 「YR―Cシリーズ」は、一人作業での畦越えなどを機体から降りた状態で微速前進・停止ができるレバーを搭載し、圃場の出入りやトラックへの積み下ろしも安心して操作ができる。また、「すこやかターン」を採用し、4条クラスでも旋回時の植付部の操作がハンドル操作のみで行えるようになった。「回転式すこやかレール」や「すこやかローター」、デラックスシート等を標準装備し、オペレータおよび補助者の負担軽減と省力化を実現。
 育苗箱当たりの乾籾播種量を高密度に播種することで、苗箱数を低減し、省力・低コストを実現する「密苗」に対応した密苗仕様(T仕様)もラインアップ。
 ▽商品名=乗用田植機「YR4C/5C」
 ▽希望小売価格=164万6700円~239万9100円(税込み)
 ▽主な特徴
 (1)1人作業での畦越え、圃場の出入りも安心の「微速前進レバー」=「YR―Cシリーズ」は、機体を降りた状態で微速前進・停止の操作が行えるレバーを搭載し、圃場の出入りや畦越え、トラックへの積み下ろしも安心して操作ができる。「微速前進レバー」を握ると、微速で前進、離すと停止。「CSレバー」を握ると、機体から降りたまま簡単にブレーキをかけることができる。また、「フロントハンドル」で、圃場の出入りや畦越えでの機体の前上がりを抑えられる。万が一の時には、「エンジン停止スイッチ」を押すだけでエンジンを停止できる。
 (2)ハンドル操作のみで旋回が行える「すこやかターン」=ハンドルを切って戻すだけで、旋回時の一連の作業を自動で行う「すこやかターン」を採用した。ハンドルを切ると自動で植付けを停止して、植付部とマーカーが上昇。ハンドルを戻すと、自動で植付部とマーカーが自動で下降し、隣接条に揃った位置から植付けを再開する。旋回中のブレーキ操作が不要で、枕地の荒れを軽減。
 (3)オペレータと補助者の負担を軽減する機能・装備=「回転式すこやかレール」を段積みの状態からレール状に伸ばすことで、無理のない姿勢で畦から苗補給を行える。レールの状態では補助ローラがせり上がるので、軽い力でスムーズに苗を送ることができる。枕地の植付け作業は、3分割された「すこやかローター」で旋回跡を均平に整地するので、トンボによる手ならし作業が不要。「すこやかローター」は、圃場の硬さに応じて植付部のレバーで7段階に高さを調節できる。
     ◇
 【1輪管理機「YK651SK/451SK」】
 揚土を目的としたねぎ農家や狭いうね間の中耕を目的とした作業を中心に好評を得ている「YK―SKシリーズ」に、簡単に走行・ロータリークラッチが切れる「緊急停止ワイヤー」を追加。リコイル仕様の「エンジンスイッチ」は、押しやすいようにハンドルグリップのより近くに配置した。また、ロータリークラッチレバーから手を離してもロックレバーにより「切」状態をキープする機構を追加したことで、安全性が更に向上した。
 主クラッチ操作が可能な「ゆびクラッチ」は、従来よりも軽い力で操作ができるようになり、操作性が向上した。エンジン始動が楽にできると評価が高いセル仕様(E仕様)を、6・3馬力に加えて4・2馬力にも新たに展開。
 〈商品概要〉
 ▽商品名=ヤンマー1輪管理機「YK651SK/451SK」
 ▽発売日=2025年7月1日 
 ▽希望小売価格=31万5700円~39万7100円(税込み)
 ▽主な特徴
 (1)用途や作業条件に合わせてタイヤスタイルを変更できる「ワンツー車輪」=左右のタイヤを入れ替えることで、1輪としても2輪としても作業することができ1台2役で使える。畝間や傾斜地では小回りが効く1輪に、安定性が必要な作業では2輪にすることで快適に作業を行う。1輪と2輪は、アタッチメントや工具不要で、簡単に入れ替えることが可能。
 (2)安全性を向上させた各種機能=新たに「緊急停止ワイヤー」を標準装備。後進時やバランスを崩した時でも簡単にクラッチが切れるため安心して操作ができる。
 (3)セル仕様のラインアップ拡充と操作性の向上=スライド爪軸仕様(S仕様)にはセルスタータ式を採用し、キースイッチを回して簡単にエンジンの始動ができるセル仕様(E仕様)を、4・2馬力タイプにも追加した。リコイルロープを引かずに手元でエンジンがかけられるので、作業を再開する時や狭い場所での始動が楽。「ゆびクラッチ」は、レバーの長さと形状をリニューアルし、ハンドルグリップを握りやすい形状に変更したことで、従来よりも軽い力でハンドルを握ったまま主クラッチの入・切を簡単に操作できる。

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