新時代拓くロボット型/刈払機・草刈機特集

この先、草刈機・芝刈機需要を牽引していく一つになると見られる機種に自律走行型、いわゆるロボットがあげられる。労働力の確保がより難しくなる時代を切り開いていく製品と位置付けられており、いまでも人手対策として導入されるケースが増えている。
こうしたロボット型の草刈機・芝刈機は、ハスクバーナ・ゼノアが国内市場の先鞭を付けた。同社によると、ハスクバーナ社が1995年に世界初のロボット芝刈機「オートモア」を発売以来、世界の累計販売台数は350万台を突破。
この間、自律走行する草刈機・芝刈機の取り扱い企業は、国内だけでもホンダ、和同産業、ササキコーポレーション、やまびこ、ミクニグリーンサービス、ETG、マキタなど年々増加しており、各社の積極的な営業展開と新製品の開発とがあいまって緑地管理から果樹園などの農村市場まで幅広い分野をカバーする商品として定着するようになっている。
こうした自律走行型のセールスポイントは、(1)緑地を管理する担当者不足(2)夏場の暑い草刈り作業(3)草刈り中の飛び石などへの対応(4)上がる緑地の維持管理費(5)エンジン使用による騒音やCO2排出を抑えたい―などの要請に応える点だ。
このため、高速道路のインターチェンジ、広大な面積を有する飛行場や工場などの公共的な緑地からマンション、一般家庭の緑地の管理用に適した機種として普及。さらに今後、ゴルフ場やサッカー場などのスポーツフィールドでの管理を効率化する機種として期待が高まっている。
さらに当初、設定したワイヤー内といった作業する場所が限定されていた自律走行するロボット型だったが、技術革新に伴って衛星情報を元に、稼働境界線を敷設する必要のないワイヤレスタイプが登場しており、無人作業の新たな時代を切り開いている。









