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令和7年6月23日発行 第3556号 掲載

需要伸ばすインプル型/刈払機・草刈機特集

 トラクタのPTOや油圧ショベルの油圧を活用するインプルメント式も着々と需要を獲得し、草刈り用機械の一角を占めるまで市場を広げている。日農工作業機部会(久松朋水部会長)が先にまとめ公表した「2024年1~12月の作業機の生産・出荷・輸出入実績」をみても明らかだ。好調機種の一つにランクされている。
 それによると、管理用作業機の1つでもある雑草・草刈機(フレールモア、ストローチョッパー含む)の国内向出荷実績は、台数1万762台、出荷金額 64億6284万円となり、対前年比はそれぞれ122・0%、129・3%と大きな伸びをみせている。
 また、令和8年3月31日まで活用できることとなった「みどりの投資促進税制」の対象機械として、今年の1月31日時点で81事業者が提出した基礎確立事業実施計画が認定されているが、草刈り関係の対象機械が多い中で、インプルメント式がラジコン草刈機と並んで多く対象機となっている。取り扱い企業によって名前こそオフセットモア、シュレッダー、ブームモア、アーム式モアと異なるが、順不同で対象機みると、(株)ササキコーポレーションの電動リモコン草刈機、オフセットモア、ブームモア、(株)ビコンジャパンのオフセットシュレッダー、ブームモア、日本ニューホランド(株)のオフセットシュレッダー(除草機)、小橋工業(株)のオフセットモア、(株)松山のスライドモア、エム・エス・ケー農業機械(株)のオフセットシュレッダー、、ブームモアといった具合で、国内外の有力な企業が名を連ねている。
 こうしたインプルメント式が人気を博すのは、作業能力が高く、作業がはかどることはもちろんだが、それ以外にもトラクタの汎用利用が可能、畦畔などの傾斜面での作業適応能力があること、トラクタに乗って作業できるため、労働負担の軽減に貢献し、快適に作業できること、そして安全面でも高い点などが魅力となっている。
 このため、大規模経営の生産法人、集落営農生産法人等に効率性、省力化実現の観点から導入されるようになっている。

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