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令和7年6月16日発行 第3555号 掲載

4課題採択し開発・実証/6年度補正予算事業

 一般社団法人林業機械化協会(島田泰助会長)と公益社団法人日本木材加工技術協会(信田聡会長)は12日、令和6年度の林野庁補正予算で実施する「林業機械・木質系新素材の開発・実証事業」の採択課題を決定し、公表した。事業実施者の公募、有識者などからなる委員会での審査の結果、4つの課題が選ばれた。事業は、7年度末までを実施期間としている。
 同事業の開発・実証課題として採択されたのは、「ラジコン式伐倒作業車の自動走行技術の改良及び集材システム等の開発・実証」(事業者名=松本システムエンジニアリング(株)、久大林産(株))、「急傾斜地における自動運転型下刈機械の実証および植栽アタッチメントの試作」(同=(株)NTTドコモ、(株)筑水キャニコム、千歳林業(株))、「乱巻き防止型自動集材・造材マルチワークシステムの開発・実証」(同=イワフジ工業(株)、(株)中井林業)、「非レーヨン系竹綿系の国産生産プロセス技術の開発・実証」(同=エシカルバンブー(株))の4つ。
 林業機械関連の事業内容をみると、ラジコン式伐倒作業車の開発・実証の事業実施主体となる松本システムエンジニアリングでは、(1)ケーブルグラップル集材システムの開発(2)ラジコン式伐倒作業車に装着するマルチャーの開発(3)自動走行技術の改善(4)開発・改良した伐倒作業車の性能等の確認・評価を進める。
 「急傾斜地における自動運転型下刈機械の実証および植栽アタッチメントの試作」で取り組むのは、(1)急傾斜地に対する下刈機械の動作検証と傾斜地における現場整備方法の検討(2)事業規模面積(1ヘクタール程度)での自動走行試験と自動運転による実刈の検証(3)植栽アタッチメント試作機の開発と苗木位置情報の取得方法の開発。
 集材・造材マルチワークシステムの開発・実証を手掛けるイワフジ工業では、(1)自動荷掛けシステムの改良(2)自動荷下ろしシステムの開発(3)乱巻き防止システムの開発(4)林業現場での実証試験を展開していく。

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