MENU
令和7年6月16日発行 第3555号 掲載

タイに大規模牧場/緑産

 緑産(株)(小菅勝治社長・神奈川県相模原市中央区田名3334)は、かねてより準備を進めてきたタイでの大規模牧場「RSA Castle Farm」建設計画について、5月8日に地鎮祭を執り行い、正式に工事を開始したことを発表した。
 この事業は、日本の酪農経営者らのアドバイスを基に緑産が出資する現地法人Ryokusan Asia Co.,Ltd.が業務主体となって運営。タイでの牧場建設を日本法人が出資するのは今回が初で、近隣の関係者からの期待や注目を集めている。
 Castle Farmが目指す牧場経営の方向性として、▽自給飼料をベースとした高度の給与技術による高品位の生乳生産▽資源循環と経営環境の保全を重視した持続可能で収益性の高い経営▽当地に役立つ日本の経営技術を導入し、地域の酪農経営の向上に資すること―を掲げている。
 緑産の資源循環関連施設・機材を導入するとともに、国内外の最新技術を取り入れ、酪農分野だけでなく多分野の専門家からの経営・技術的支援を得ながら計画を進めていく。暑熱対策をはじめとする様々な酪農経営の課題を克服する「チャレンジ牧場」としての実証モデルの役割も担う。
 建設地はタイ国ロップブリー県Pattananikom地内。施設用地は約10ヘクタール。飼料畑約200ヘクタール。搾乳牛360頭、総頭数500頭を計画しており、搾乳牛舎、育成牛舎、病畜棟、飼料庫、機械棟、堆肥棟、社員宿舎、事務所棟など12棟の建設を予定。12頭ダブル搾乳設備、バルククーラー、家畜スラリー利用施設一式を導入予定。総投資額は約15億円。

カテゴリー別最新ニュース