関西万博で日本の農・食文化PR/農林水産省が特別展示

大阪・関西万博の「EXPOメッセ会場(WASSE)」において、農林水産省主催の「RELAY THE FOOD~未来につなぐ食と風土~」が6月8~15日に開催された。
国税庁、文化庁と協力し、日本の食と農林水産業の魅力を発信するブース展示と日替わりのステージイベントを実施した。また、ポップアップステージ西で、宮崎県高千穂郷・椎葉山地域の伝統芸能「神楽」の特別公演なども行った。
初日のオープニングセレモニーでは、農林水産大臣政務官・山本佐知子氏が登壇し「日本の食と食文化に価値を見出してもらえる展示。『農林水産業と食文化の発展は世界をもっと豊かにつなぐ』というコンセプトのもと、日本の気候、風土そして歴史を考える機会になれば」と挨拶した。
会場は「伝統をつなぐ」「多様性をつなぐ」「未来へつなぐ」の3つのゾーンに分かれ、食にまつわる各種展示や試飲、試食、食品のサンプリング配布などを実施し、持続可能な農林水産業の最先端技術を体感できる内容となった。スマート農業のブースでは、(株)デンソーが欧州向けに製造したミニトマトの全自動収穫ロボットを展示。AIによるミニトマトの熟度判定をする実演を行った。北海道大学は会場から北海道のトラクタを遠隔操作する体験会を開催。スマート林業ブースでは松本システムエンジニアリング(株)が、VRゴーグルを装着するラジコン伐倒作業車のシミュレーションゲームを、コマツは林業従事者が訓練するためのシミュレータを展示し、どちらも体験したい来場者が列をなしていた。
林野庁の担当者にブースのコンセプトを質問すると「展示のコンセプトは林業をより安全に、より効率的に、より楽しくするための先進技術。特に事故が多い伐倒をチェンソーではなく機械化、無人化する技術を展示した」と説明し「来場者には楽しいスマート林業を体験してほしい」と述べた。









