笑農和:定額制水管理システム/北陸メーカー紹介

農業コンサル事業などを行う(株)笑農和(下村豪徳社長・富山県滑川市)が開発販売している水田の遠隔自動水管理システム「paditch(パディッチ)」シリーズの「gate 02プラス 水門型 自動給水門」において、月額定額制サービスを開始し、ユーザーから好評だ。初期設定料や操作用アプリの利用料、通信費込みで、1台につき、1カ月8800円で利用できる。
同製品は、スマホやタブレット、パソコンなどから田植え後の水管理を遠隔操作することが可能だ。あらかじめ水位、水温を設定しておくと、アプリ操作、もしくはタイマー機能で自動開閉を行う。全体開閉、個別開閉、エリア開閉も設定できる。ソーラーバッテリー駆動タイプと、日光が届きにくい場所用に電池駆動タイプも展開。
農林水産省が静岡県で実証した結果によれば、水管理にかかる時間が80%削減され、加えて農研機構に依頼した調査では、同製品導入圃場は、未導入圃場と比較し、収量が最大で16・4%増加したという結果も得られた。全国で140自治体、1700台が導入されている(2025年4月時点)。
また、同社では同製品を主軸に水田のメタンガス削減に取り組んでおり、水田由来のカーボンクレジット(排出権)を企業に販売し、その収益を農家へ還元するビジネスモデルの構築にも力を注いでいる。









