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令和7年6月9日発行 第3554号 掲載

重機遠隔操作システム開発/アクティオ

 (株)アクティオ(小沼直人社長・東京都中央区日本橋3の12の2)は、遠方の重機を安全かつ効率よく操作できる「重機遠隔操作システム」を開発し、5月29日に本社にて記者発表会を行った。
 発表会の冒頭、小沼社長が「昨年から衛星通信サービススターリンクシステムのレンタルを開始した。災害時に問題となるのが、停電と通信網の寸断だ。スターリンクは、通信網を維持するために必要となる。また、災害地や工事現場など、人が入れない危険な場所で、無人で機械を動かすことが求められている。スターリンクを利用した、遠隔操作システムでニーズに応えていきたい」と、挨拶した。
 同システムは、アクティオが独自に設計・開発したオリジナル商品であり、通信にはソフトバンク(株)(宮川潤一CEO)、映像伝送には(株)ジザイエ(中川純希CEO)との協業による技術を採用することで、現場作業の安全性や生産性の向上を実現していく。
 同社が開発した「重機遠隔操作システム」は、ジザイエの映像圧縮技術。ソフトバンクの高速光回線や低軌道衛星ブロードバンドインターネットサービス「スターリンクビジネス」を用いた通信で、遠隔地でオペレータがリアルタイムで現場の状況を把握しながら操作ができる。
 同システムは、1台の操作席からバックホウとキャリアダンプの両方を操作でき、危険地域や立ち入りが困難な場所でも安全に作業が行える。  発表会では、東京会場のコックピットから、約60キロ離れた千葉県市原市の同社支店のバックホウ及びキャリアダンプを遠隔操作するデモンストレーションが行われ、タイムラグのない正確な操作を披露した。
 「重機遠隔操作システム」は多様な分野での応用が可能。建設現場のほか、林業や大規模農場での作業自動化など幅広い分野での活用が期待される。

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