オムニア・コンチェルト:サーモグラフィで温度制御/農経しんぽう紙上展示会

(株)オムニア・コンチェルト(東京都港区高輪3の11の3・イハラ高輪ビル6階)は、環境統合制御機器「コンチェルト」の機能として、サーモグラフィカメラデータによる温度制御を搭載している。サーモグラフィカメラで撮影した画像の温度データをプロット点上で抽出計測し、栽培作物の葉面温度が設定した温度を超えると、細霧冷房施用などで自動的に冷却、低い場合は、ヒートポンプ等のダクト配管を利用して局所的に加温する。
同社が島根県農業技術センターと行った共同研究では、夏秋栽培の施設ミニトマトで実験を行い、細霧冷房を用いてサーモグラフィカメラで撮影した画像データを基に、ミニトマトの葉面温度に基づいた温度制御を行うという全く新たな方法でその冷却効果を検証。実験の結果、夏秋栽培においてハウス内をミニトマトの生育適温に近づけ、飽差を光合成に適した範囲に制御でき、かつ、特定のエリアに焦点を絞って対応可能であることが示されている。
環境制御機器「コンチェルト」には、CO2とAirの局所制御を基軸に、ハウス内の窓、カーテン、空調、灌水、LEDなどを制御。また、有線、無線にて制御盤1台で最大20カ所のハウスを管理する。道路や用水路を挟んだ離れた場所でも無線技術を使った利用が可能。400個以上のセンサー接続が可能で、500系統以上の制御点数と、類を見ない圧倒的な制御機能を搭載している。









