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令和7年5月26日発行 第3553号 掲載

「新しい林業」の実証成果①:12事業体の取り組み/躍進2025林業機械19

 一般社団法人林業機械化協会(島田泰助会長)が事業実施主体として取り組み、進めてきた「新しい林業」経営モデル実証事業の3カ年の成果がまとまった。伐採から造林・保育に至る、それぞれのポイントにおいて、林業のデジタル化をはじめとし、合理化・自動化などにかかる技術を生産・造林現場に落とし込んで実証した取り組み。協会では、ホームページに「新しい林業」経営モデル実証事業の成果を報告書と広報ビデオとを添えてアップし、課題解決の方策として示した。
 「新しい林業」経営モデル実証事業は、伐採から再造林・保育に至る収支のプラス転換を可能とする「新しい林業」の実現を図るため、低い生産性、高い労働災害率といった課題を解決するとともに、「長期にわたる持続的な経営」を実現できる林業事業体の育成を目的とする林野庁の補助事業。林業機械化協会が事業実施主体となって、計12にのぼる取り組みを進めた。
 各事業体では、造林・生産・販売等に係る先進的技術の導入を推進するとともに、事業体の経営力向上や労働安全対策の強化を推進、生産性と労働災害率の改善を目指した。各地域では地域内における課題の解決方法を実証、とりわけどのようなメリット、デメリットが生じるかなどを探った。
 協会では、第1章 経営モデル実証事業の取組成果の概要、第2章 実証事業の評価と課題、第3章 経営モデルの提案とその実現に向けて、と題する報告書とともに、3カ年に取り組んだ12の実証事業体による広報ビデオをホームページに次の通りアップ(カッコ内はURL)し、利活用を勧めている。
 1北海道「北欧をモデルにした北海道・十勝型機械化林業経営」(https://youtu.be/g-cNOSRQ204)
 2岩手県「ICTを活用したCTLシステムによる垂直統合型経営モデルの構築」(https://youtu.be/Vs2prQ4EW-8)
 3宮城県「川下側の需要を反映した川上での効率的な素材生産及び特定母樹『遠田2号』及び早生樹『ユリノキ』の低密度植栽による低コスト造林での収支採算性向上の取り組み」(https://youtu.be/u1vWd4iJPuM)
 4福島県「新たな技術を融合させた経営モデル(古殿モデル)の実証」(https://youtu.be/obrcA8-oEUs)
 5長野県「川上と川下のデータ連携を柱とするコスト削減と山元還元の実証事業」(https://youtu.be/2xWE5w51oXo)
 6岐阜県「最新式集材機とICTハーベスタ等を核とした主伐・再造林システム実証・普及」(https://youtu.be/dn5XNpK6uIM)
 7三重県「京阪奈+三重 需要地と供給地の事業連携による新しい地方創成型 SDGs林業への挑戦」(https://youtu.be/DPSOsv7TRyg)
 8和歌山県「先進的林業経営体によるタワーヤーダフル活用モデルの構築」(https://youtu.be/cRoIW_aa0dg)
 9山口県「森林管理組織『リフォレながと』を核とした長門型林業経営モデル構築事業」(https://youtu.be/7Z0pBm9zGIg)  
 10宮崎県(ひむか)「伐境の奥地化に適応した主伐・再造林作業システムの実証~最新鋭の架線集材システムの導入による重機集材との二刀流へ~」(https://youtu.be/7fiUo9CPUPg)
 11宮崎県(都城・耳川)「伐採・植栽・楽下刈一貫システム」構築事業(https://youtu.be/kXgbCgZ8Q8M)
 12鹿児島県「大隅で持続可能な林業を実現する先進林業モデル事業」(https://youtu.be/J0gJG03Wzvk)

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