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令和7年5月26日発行 第3553号 掲載

新会長に佐々木氏/北農工が通常総会

 一般社団法人北海道農業機械工業会は19日、札幌市内で75回通常総会を開催し、令和7年度農業機械出荷調査結果、令和6年度事業報告・同決算、令和7年度事業計画・同予算など10議案を審議し、いずれも事務局原案通り可決・承認した。新たな正会員として旭川機械工業(株)が5月1日付で入会。正会員27社、賛助会員31社の計58社となった。
 役員の改選が行われ、新代表理事会長に佐々木通彦氏((株)エフ・イー代表取締役社長)が就任。新理事に寺崎雅史氏((株)アトム農機代表取締役社長)、松田謙氏(訓子府機械工業(株)代表取締役社長)が、新監事に吉田孝一氏((株)タカキタ北海道統括室長)が就いた。理事で代表理事副会長を務めた松田和之氏(訓子府機械工業(株)取締役会長)、理事の寺崎康治氏((株)アトム農機代表取締役会長)、磯本聡一氏((株)IHIアグリテック代表取締役社長)、監事の工藤忠氏(北海道ニプロ(株)取締役相談役)は退任した。また、一般社団法人スマート農業共同体(Sac)に同会が団体加入することが承認され、今後、北農工以外との連携、共同プロジェクトや勉強会の企画を推進していくこととなった。
 佐々木新会長は総会後、インタビューに応じ「日本の農業を取り巻く環境は大きな変革を迎えている。気候変動やトランプ関税などの問題、人手不足など多くの課題を抱える中、我々は北海道の農業を中心として、会員企業一丸となって課題に取り組んでいかねばならない。今回、Sacへの参加を決め、新たな取り組みも進めていきたい」と意気込みを語った。
 総会後、優良農業機械・施設等開発改良表彰が行われ、知事賞及び北農工会長賞をスガノ農機(株)の本体制御直装「レーザーレベラ」L20/30/40/50Aと同社農道整地機「ロードメーカー」RM220Fが受賞した。功労会員への会長感謝状では、50年正会員のノブタ農機(株)、北海道ニプロ(株)、50年賛助会員の(株)丸山製作所北海道営業所、日本甜菜製糖(株)札幌支社、20年正会員の(株)エフ・イーにそれぞれ感謝状が贈られた。
 会員企業の従業員功労表彰では、(株)IHIアグリテックの樋山雅利、同社の高谷淳一、北海バネ(株)の小笠原健二、北海道ニプロ(株)の横岡弘志、オサダ農機(株)の今野博樹、本田農機工業(株)の斉藤真、(株)エフ・イーの山本大明の各氏が当該企業および農機業界への貢献度の高さが称えられ表彰を受けた。
 優良農業機械・施設等開発改良表彰を受けたスガノ農機(株)の渡邊信夫社長と従業員功労表彰者を代表して(株)IHIアグリテックの樋山氏がそれぞれ謝辞を述べたのち、経済産業省北海道経済産業局地域経済部の酒井哲也次長と北海道経済部産業振興局の北風浩局長が祝辞を述べた。
 特別講演会では「現場DX、レポサクの挑戦~開発に至る道と今後の展開~」と題し、エゾウィン(株)の大野宏社長が講演。レポサクは同社が提供するサービスで、端末を車両に挿すだけでリアルタイムに超高詳細な軌跡を描画。そのデータがクラウドに保存されることで現場負担を軽減する。講演では大野社長が同社を立ち上げるまでの生い立ち、レポサク開発に至るまで、レポサクの概要、目指す方向などを紹介した。
 引き続き行われた受賞祝賀会では、来賓紹介の後、佐々木新会長の発声で乾杯し、和やかな雰囲気の中、参加者の交流が図られた。副会長の鎌田和晃氏(オサダ農機(株)社長)の音頭による手締めで会が結ばれた。

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