人工光合成を検討/環境省

環境省は13日、都内霞が関の同省会議室及びオンラインにて、「人工光合成の早期社会実装に向けた取組加速化に関する検討会(第1回)」を非公開で開催した。人工光合成に関する技術動向や課題の整理等を行い、人工光合成の早期社会実装に向けたロードマップの策定を今年秋頃を目途に行うことを目的としており、第1回会合では現状を整理するとともに、関連事業者からのヒアリングを行った。議題は(1)人工光合成の技術動向(2)人工光合成の早期社会実装に向けたロードマップイメージ(3)事業者ヒアリング―となっている。
同検討会設立の目的と背景をみると、2050年ネットゼロの実現に向けては、再生可能エネルギーの主力電源化や革新的省エネ技術など、あらゆる手段を最大限進めていくことはもちろんのこと、素材産業など脱炭素化を最大限進めてもCO2排出がゼロとならない分野においても対策を進める必要がある。そうした分野では、CO2排出を可能な限り低減した上で、なお排出されるCO2を資源として捉え新たな別の資源に転換するCCU(CO2回収・有効利用)技術等の活用が必要となる。そこで、太陽光と水、CO2等を用いて、エネルギー蓄積反応を利用し、水素の生成やCO2還元生成物の合成をする人工光合成はCCU技術の1つであり、国内外で様々な研究開発が進められているものの、社会実装に向けては課題が数多く存在していることから、人工光合成の早期社会実装に向け、今年秋頃を目途にロードマップ策定を目指す。
同検討会は個別の技術情報等を取り扱うことから、企業情報が開示され、特定の者に不当な利益または不利益を与えるおそれがあるため、非公開で開催する。会議開催後、2週間以内を目途に議事要旨の全文を公表するとしている。









