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令和7年5月19日発行 第3552号 掲載

第41回総会のもよう/40周年迎えた日本農業工学会

 日本農業工学会が10日午前に実施した総会では、2024年度事業ならびに収支決算報告、2025年度事業計画ならびに予算案、会則の改定などが審議され、すべて事務局の提案通り承認された。
 総会冒頭、あいさつした渡邉会長は、同学会が今回41回目の総会を迎え、設立から40年が経ったと述べ、自身が16期の会長を務めているに当たり、これまでの40年を改めて振り返り、40年間の活動をきちんと整理する取り組みを進めていると語った。そのうえで、前期は野口伸前会長の下で、コロナ禍の制約もあったものの、CIGR(国際農業工学会)世界大会を大成功に導いた成果などがあり、これに続き活動に取り組んでいくとした。さらに昨年は25年ぶりに食料・農業・農村基本法が改正され、食料安全保障や環境と調和した食料システムの確立などが基本的な理念の柱になっており、農地・地域の保全、スマート技術を活用した生産性の向上などが掲げられていることから、農業工学の果たすべき責任や役割、課題が示されていると指摘。我々の活動をしっかり進めていかなければならないと力を込めた。
 続いて渡邉会長を議長に選出して議事に移り、2024年度事業ならびに収支決算報告、2025年度事業計画ならびに予算案、会則の改定などを議論し、すべて承認した。昨年度から継続実施している40周年記念事業では、ホームページのリニューアルと40周年記念の特設ページの作成を実施。特設ページでは、これまでの日本農業工学会の歩みを整理して掲載する。具体的には、会長挨拶をはじめ、最近の国内活動、CIGR報告、加盟学会それぞれの歩みを載せる学会情報、過去の記念誌、表彰一覧などを掲載予定であり、リニューアルした同学会ホームページと併せて5月中に公開を予定している。また、40周年記念誌としてPDFにまとめ、ホームページからダウンロード可能にする予定だとした。
 その他、2025年度事業計画では、加盟10学協会の連携のもと、フェロー・学会賞など顕彰事業や講演会等の開催、会員相互の連携・協力の充実、JABEE(日本技術者教育認定機構)対応の推進、ホームページの充実と広報活動の強化などを進めていくとした。会則の改定では、学会の目的及び事業に「顕彰」を新しく追加し、顕彰事業に一層力を注いでいくなどとした。
 また、報告事項では、2025年度のフェロー・学会賞・学会功績賞の受賞者と名誉顧問、理事の交代が報告され、名誉顧問には第14期会長・塩澤昌氏(東京大学名誉教授)が就任、理事の交代では日本農作業学会選出理事として大谷隆二氏(東北大学)から長崎裕司氏(農研機構)に交代する旨が報告された。

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