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令和7年5月12日発行 第3551号 掲載

林地残材の工程調査/日本木質バイオマスエネルギー協会

 一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会(酒井秀夫会長・東京大学名誉教授)はこのほど、令和6年度の林野庁補助事業である「木質バイオマス利用環境整備事業」により実施した、「林地残材等利用環境整備事業」と「『地域内エコシステム』リビングラボ事業」の成果報告書をまとめ、ホームページに掲載した。
 「『地域内エコシステム』リビングラボ事業」では、情報プラットフォーム・交流プラットフォーム・実践プラットフォームの構築支援をはじめ、木質バイオマスのエネルギー利用に関する相談窓口の設置・運営、「発電利用に供する木質バイオマスの証明のためのガイドライン」の運用に関する実態調査、木質バイオマス燃料の需給動向調査などを進めた。
 また、「林地残材等利用環境整備事業」では、林地残材の利用拡大に向け、林地残材収集作業の工程調査を通じたコスト分析等を行う実証調査を実施。これにより得られた実証データからモデル的な林地残材収集システムの構築とコスト試算を行った。  
 両事業について同協会は、2月に都内有明の東京ビッグサイトで開催された「第10回国際バイオマス展」会場で林野庁事業成果報告セミナーを実施。今回公表の報告書は、セミナー会場で示した概要を取りまとめたものだ。
 「林地残材等利用環境整備事業」の実証調査は、車両系生産システムの下で、移動式チッパー機を利用して林地残材をチップ化している代表的な2事業体を対象として実施。移動式の破砕式チッパー機または切削式チッパー機を利用してチップ化している事業体を1事業体ずつ選定した。
 2事業体の実証調査で得られたデータから、2事業体における収集システムの生産性及び収集コストを整理した上で、モデル的な収集システムを構築することが可能となるように、基本的な作業ごとに工程を把握しデータ化した。

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