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令和7年5月12日発行 第3551号 掲載

日立建機の認定工場に/石井製作所

 (株)石井製作所(石井智久社長・山形県酒田市京田4の1の13)は、(株)日立建機カミーノ(豊岡司社長・山形県東根市大字若木字七窪5600の1)が実施する品質認定制度において「B級認定工場」としての認定を取得した。
 対象は、製缶板金、溶接、塗装を中心とした部品加工。これまで農業機械分野においてOEM・ODM製品を長年手がけてきた同社にとって、建設機械分野での品質認定取得は初の取り組みとなる。
 同社では、薄物板金(0・2~4・5ミリ)から厚物板金(~9ミリ)までの加工領域に対応しており、板金・溶接・塗装のすべての工程を自社で一貫して行う体制を整えている。これにより、高品質かつ安定した納期対応が可能となり、多品種・少量・短納期といった昨今の製造現場のニーズに柔軟に応えている。
 今回の認定取得の背景には、10年以上にわたる生産体制の強化がある。同社では5S活動や社内教育制度の構築を通じて、従業員一人ひとりのモノづくりに対する意識を高めるとともに、生産技術者の育成を進め、工程の分析から改善まで自社で担える体制を整備してきた。
 また、品質管理においても組織体制を再構築し、より高い品質要求に対応できる製造現場をつくり上げてきた。
 こうした取り組みは、同社の主力事業である農業機械分野においても今後ますます重要性を増していくと考えている。
 農業機械の大型化・高性能化が進むなか、より高度な溶接・塗装品質、より堅牢な構造物への対応が求められており、今回の建機分野での認定取得は、そうした農機分野における将来的なニーズにも応えられる技術力の強化につながる。
 同社では今後も、農業機械分野を中核に据えながら、建設機械分野での取り組みで得られた経験や技術を相互に活かし、さらなる付加価値の高い製造体制を築いていく。安定したQCD(品質・コスト・納期)を確立しつつ、板金加工の領域拡大と技術蓄積を通じて、農業・建設両分野における信頼される製造パートナーを目指していく。

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