持続可能な農業コンクール表彰を開催/農林水産省

農林水産省は8日、東京・霞が関の農林水産省講堂(オンライン併用)で、令和6年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール表彰式を開催した。今年は、農業の持続的な発展に向けて、食品安全、環境保全、労働安全、人権保護、農場経営管理等の一連の取り組みであるGAP部門での表彰となり、農林水産大臣賞の長野八ヶ岳農業協同組合などが表彰され、取り組み概要の講演を行った。
6年度に表彰を受けたのは、農林水産大臣賞の長野八ヶ岳農業協同組合(長野県南佐久郡南牧村)、農産局長賞の南郷トマト生産組合(福島県南会津郡南会津町)、(株)国太郎(群馬県伊勢崎市)、(有)山波農場(新潟県柏崎市)。
冒頭、あいさつした笹川博義農林水産副大臣は、「新たな食料・農業・農村基本計画では、環境と調和のとれた持続的な食料システムの構築を位置づけた。本日受賞された皆様は、GAPの取り組みを通じて、団体認証取得による販売ロットの拡大や営農管理ソフトの活用による作業記録や在庫管理の効率化、実需者の求めに応じた食品安全の取り組みなどにより、販路拡大などの成果を上げている。皆様が、未来につながる持続可能な農業のリーダーとして、次世代の担い手が農業に対する夢や希望を持てるよう、期待している」と称えた。
取り組み概要の講演では、農林水産大臣賞の長野八ヶ岳農業協同組合が発表。同組合は、267ヘクタール(認証面積)、構成員41名で、結球レタス、非結球レタス(サニーレタス、グリーンリーフ)を栽培。持続可能な産地を目指す上では全ての生産者がGAPに取り組むことが必要と考え、長野県GAPの取り組み推進を図る中、2020東京オリパラへの供給による産地のアピール等につながる等の理由から一部構成員でJGAP認証を取得。その後、大手取引先(ハンバーガーチェーン)への供給に必須条件となったGLOBALG.A.P.認証に移行した。
また、それまでのグーグルマップに替わりGISシステムの導入により、圃場管理履歴をデータで一元管理することで、圃場確認・情報共有等を簡素化するなど効率化を図り、取引数量は5319トン(令和5年)から6812トン(6年)と28%増加している。









