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令和7年4月28日発行 第3549号 掲載

農林水産省などまとめ:米価格が過去最高に/乾燥機・調製機特集

 農林水産省が取りまとめた「米の需給状況の現状について(4月21日)」によると、昨今の米の需給は、令和5年産米の需要が堅調に推移し、6年の需要量が705万トン(前年比14万トン増)に増えたことから、6年6月末の在庫量は153万トン(同44万トン減)と近年では低い水準となった。需要増の要因は、(1)食料品全体の価格上昇が続く中、米の価格が相対的に上昇が緩やか(2)インバウンド等の人流の増加(3)高温・渇水の影響により、精米歩留まりが低下―としている。
 これに対して、在庫率は22%(同6ポイント減)となり、これは平成23、24年と同水準であり全体需給としてはひっ迫している状況になく、十分な在庫量が確保されているという。同省では既に新米の出回りも始まっているが、引き続き出荷・在庫などの状況を把握していくとしている。また、スーパーでの販売数量の推移をみると、令和6年4月以降の販売量は4、5年と比較して堅調に推移した。7年4月7日の週の販売数量は対前年同期で9・8%増となっている。
 一方、米の価格の推移をみると、令和6年産米の令和7年3月までの年産平均価格は60キロ当たり2万4500円となり、これは出荷業者と卸売業者等の間の相対取引価格として、平成2年以降で過去最高を記録した。前年の1万5315円から9185円(60%)上昇している。
 また、小売り販売価格について同省が取りまとめた「スーパーでの販売数量・価格の推移(POSデータ全国、4月21日)」を見ると、スーパーでの販売価格は前年より高い水準で推移し、令和7年4月7日の週は5キロ当たり4217円となり、これは対前年同期比で2139円(103%)増、前週比で3円(0・1%)増となっている。
 なお、今後の見通しについて、公益社団法人米穀安定供給確保支援機構が4日に発表した「米取引関係者の判断に関する調査(令和7年3月分)」をみると、向こう3カ月における主食用米の需給動向は、見通し判断DIが73となり、前月から1ポイント増え、需給が締まるという見方が微増。米価水準の見通し判断DIは55で、同じく1ポイント増え、こちらも米価水準が高くなるという見方が微増している。

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