MENU
令和7年4月28日発行 第3549号 掲載

日農工部会統計から:乾燥機・調製機器の実績/乾燥機・調製機特集

 一般社団法人日本農業機械工業会(増田長盛会長)が先に発表した日農工統計2024年1~12月分(確定値)によると、2024年における乾燥機・調製機の累計実績は、生産・出荷金額とも概ね減少したものの、米選機は出荷が増加した。また、2025年の2月までの日農工統計の出荷累計実績をみると、籾すり機・米選機は減少したものの、乾燥機は大きく増加している。
 一部機械の出荷が増加した背景には、昨年秋以降の米価上昇による追い風を受けたことがあるとみられる。米価上昇によって稲作農家の投資意欲が刺激され、米の品質向上に資する関連機器への関心・需要が高まったと考えられる。
 乾燥機・調製機における2024年の生産累計実績について機種別にみると、乾燥機は数量が8719台で前年同期比81・7%、金額が113億4100万円で同86・5%に減少した。籾すり機は数量が7867台で同78・1%、金額が49億6000万円で同79・8%に減った。米選機は数量が4332台で同68・4%、金額が8億9100万円で同67・7%に減少した。
 続いて、2024年の累計出荷実績について機種別にみると、乾燥機は数量が9353台で前年同期比93・0%、金額が120億1000万円で同98・0%に減少した。籾すり機は数量が7886台で同92・5%、金額が50億6900万円で同93・5%に減った。米選機は数量が5634台で同104・3%、金額が11億5200万円で同102・1%に増えた。
 そうした状況を踏まえて、今年に入ってからの乾燥機・調製機器の生産・出荷の動きをみると、生産が減少し、一部機器においては出荷が増加している傾向が今年も続いている。
 2025年1~2月における生産累計実績について機種別にみると、乾燥機は数量が1150台で前年同期比73・7%、金額が14億4200万円で同71・6%と大きく減少した。籾すり機は数量が999台で同76・3%、金額が7億7200万円で同89・4%に減った。米選機は数量が294台で同68・1%、金額が8100万円で同78・4%に減少した。
 同じく2025年1~2月における出荷累計実績について機種別にみると、乾燥機は数量が1150台で前年同期比114・1%、金額が15億2800万円で同120・4%と2桁増になった。籾すり機は数量が627台で同65・9%、金額が4億2600万円で同67・5%に減った。米選機は数量が369台で同62・5%、金額が9900万円で同71・8%に減少した。

カテゴリー別最新ニュース