大船渡市へ山林火災の復興支援/ハスクバーナ・ゼノア

ハスクバーナ・ゼノア(株)(パウリーン・ニルソン代表取締役・埼玉県川越市南台1の9)は、2月下旬に岩手県大船渡市で発生した大規模山林火災によって甚大な被害を受けた気仙地方森林組合に、同社のチェンソー及びチェンオイルを寄贈した。寄贈に当たり、18日に岩手県気仙郡住田町の気仙地方森林組合で寄贈式を行った。寄贈式には同社の白川英夫マネージングダイレクターが出席し、千葉信夫代表理事組合長にチェンソーとチェンオイルを贈った。
大船渡市で2月26日に発生した山林火災は、4月7日に鎮火が宣言された。約1カ月間燃え続け、焼失面積は3300ヘクタールに上り、平成以降日本最大規模の山林火災となった。
気仙地方森林組合は山林火災により、森林管理に不可欠な重機やチェンソーなどを焼失し甚大な被害を受けた。同社は災害後の森林処理作業に役立ててもらおうと、今回の同組合へのチェンソー及びチェンオイルの寄贈に至った。
寄贈式の冒頭、同社の白川英夫マネージングダイレクターは「この度の山林火災で被災された皆様、そして気仙地方森林組合の皆様に心よりお見舞い申し上げます。長年の森林活動への敬意とともに、皆様が困難を乗り越え、この地で林業を続けられるよう、弊社も応援し、1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます」と挨拶した。
続いて、気仙地方森林組合の千葉信夫代表理事組合長は「今回の火災は、これまで経験したことのないもの。当時山に入っていた従業員は、逃げる間もないという緊急な事態に遭遇し、何とか海岸に避難し、最終的には船で海から脱出できた」と、当時の緊迫した様子を伝えた。続いて「今回寄贈していただいたチェンソーとチェンオイルを活用し、一日も早い山林の再生に努めてまいります」と、お礼の言葉を述べた。
今回の寄贈品は次の通り。
◎チェンソー=9点
▽560XPG MarkⅡ/5点▽550XPG MarkⅡ/2点▽572XPG/2点
◎チェンオイル=20点
▽ビーゴオイル20リットル/20点
寄贈式の後には、被害を受けた火災現場の視察を行った。
火災現場は広範囲に渡り、道路に面するところの木は倒れておらず、黒く焦げていた。これは火災時に道路に多くの消防車が集結し、火を食い止めたためで、道路から見える部分は森林を保っていた。しかし山の奥は、焼け野原になっているという。周囲はまだ木の焼けた匂いが漂い、全焼した家やショベルカーなどがまだそのまま残っており、火災の激しさを物語っていた。
同社は、昨年の能登半島地震で被害に遭った能登の森林組合にも支援を行っており、今後も災害などで困っている地域をサポートしていく考えだ。









