MENU
令和7年4月28日発行 第3549号 掲載

情報開示の手引き/林野庁が作成

 林野庁はこのほど、22024年12月に設置した「森林の有する多面的機能に関する企業の自然関連財務情報開示のあり方検討会」が策定した「森林の有する多面的機能に関する企業の自然関連財務情報開示に向けた手引き(通称:森林に関するTNFD情報開示の手引き)」を公表した。既にリーフレットを作成し、周知、浸透を図ろうとしている。
 2023年9月に自然資本への関わりを評価して公表する「TNFD情報開示」のフレームワークが示され、企業の情報開示に向けた取り組みが推奨される中でこの手引きでは、企業活動と森林との関わりを適切に分析・評価するための具体的な方法を例示。また、森林整備・保全や木材利用等に関する先駆的な企業の取組事例も紹介している。
 手引きの対象者となるのは、持続的な社会・経済の発展に責任を有し、経営戦略の見直しを図る全ての企業。特に林業・製紙パルプ・木材産業、建設・不動産、飲料の各セクターをあげる。
 森林分野のTNFD開示の方法として手引きは、(1)我が国の森林の特性を踏まえたTNFD情報開示にあたっての基本的な考え(2)森林に関する依存、影響、リスク、機会を整理(3)森林の多面的機能発揮に関する企業の取組事例(4)TNFD提言に沿った情報開示にあたっての留意事項やツールなどを取り上げている。

カテゴリー別最新ニュース