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令和7年4月28日発行 第3549号 掲載

2023年度バイオディーゼル燃料年間製造量1万キロリットル/全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会

 全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会(松井孝治会長、事務局=一般社団法人日本有機資源協会)は3月、バイオディーゼル燃料取組実態等調査結果(2023年度実績)を取りまとめて公表した。
 これは、バイオディーゼル燃料(BDF)の利用状況について、製造状況、混合濃度、設備状況などの実態等を把握する目的で、BDF原料の回収・購入、BDFの製造、利用に取り組んでいる市区町村ならびに同協議会会員、その他事業者を対象に2023年度の実績について調査したもの。昨年7~12月に調査を行い129の回答を得た。
 調査結果によると、BDFの年間製造量は1万579キロリットルで、前年の8595キロリットルに比べ1984キロリットル増加した。1事業者平均は293・9キロリットルとなり、同48・3キロリットル増加した。2019年から3年連続で減少していたのが一転し、2023年度に増加に転じている。
 地方自治体の製造量についてみると、突出した1自治体を除くと平均18・4キロリットルとなった。また、BDF製造における1日当たり原料処理能力は501~2000リットルが38%で最多となり、次いで200リットル以下32%、5001リットル以上15%、2001~5000リットル9%、201~500リットル6%だった。1事業者の平均は2738リットルとなり、前年の2523リットルに比べて215リットル増加した。501リットル以上が増え、201~500リットルが減っており、製造規模が比較的大きい事業者と、実証やNPO等の小規模事業者の二極化の傾向が見て取れる。
 また、年間製造量の規模別事業者数をみると、11~50キロリットルが33%で最多となり、次いで5キロリットル以下及び101~500キロリットルが17%、6~10キロリットルが14%などとなった。前年に比べると10キロリットル以下が増え、51キロリットル以上が減少した。また、BDF製造事業者において、取り扱っている原料を種類別にみると、事業系廃食用油35%、家庭系廃食用油34%、公共施設等31%がほぼ同じ割合だった。BDF製造コストは1リットル当たりで平均値が260・6円となり、前年比3・4円減となった。

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