スプリングフェア開く/緑産

緑産(株)(小菅勝治社長・神奈川県相模原市中央区田名3334)は17、18の両日、静岡県富士宮市の朝霧高原で「2025農業機械スプリングフェア」を開き、2日間で約150人が来場した。同社主体での地域密着型の農業機械展示会は創業以来初という。
会場には本州ではなかなかお目にかかれないCLAAS(クラース)社製トラクタのアリオン470(155PS)、同660(205PS)、アクシオン870(295PS)を紹介したほか、LEMKEN(レムケン)社製パワーハロー・ジルコン8/300、ディスクハロー・ヘリオドール9/250Dなど、計約20機種を並べた。
クラース社製トラクタは4点のキャブサスペンションで振動を効果的に吸収し、快適な乗り心地と抜群の安定性を実現する。耐久性の強さも多くの人に支持されている。レムケン社製のジルコンパワーハローは直装式2・5メートルから折り畳みの牽引式6メートルまで幅広いラインアップを揃えており、豊富なコンビネーション作業により作業能率を飛躍的に向上できる。クラース社製トラクタとのマッチングも非常に良い。
CLAASテレハンドラースコーピオン756の実演や各機種の試乗体験もあり、来場者の注目を集めていた。ほかにも日本ニューホランド(株)や(株)松井農機などが出展し、それぞれのブースで自慢の製品をPR。キッチンカーが出店し、富士宮やきそばや神戸牛フランク、カレーなどを来場者に振るまった。
緑産は1969年の会社設立以来、展示会場の朝霧高原を含む富士地域を主力のエリアとして、地元の酪農家との信頼関係を築いてきた。家畜スラリー関連機器はほぼ全域に入っており、新製品をテスト的に使ってもらうことも多かった。
小菅社長は「日頃からお世話になっている地域の人たちに感謝の気持ちを伝えるための展示会。お祭りのように盛り上がるイベントとなるように、今後の開催も順次検討していく」と話す。
昨年2月、緑産は(株)LMJ(レムケンジャパン)の全株式を取得し、完全子会社とする契約を結んだ。これまで酪農・畜産分野、畑地灌漑分野における製品供給で実績を上げてきたが、子会社化により、土耕分野の製品の拡充を図れるようになった。小菅社長は「マーケットを耕種農家にも広げていくための販売ネットの構築・拡充に努める1年にしたい」と意気込んだ。









