ゴルフ場の目砂作業に活躍/初田拡撒機

ゴルフコースの芝管理を統括するグリーンキーパーにとって、グリーンの管理は一番手を加えたいところで、その芝をキレイな状態に維持することに腐心する。しかし人手不足もあり、思うような作業ができないのが現状だ。時間をできる限りかけずに、最高のグリーンコンディションにする作業機を常に求めている。
このような背景から同社はドロップ式目砂散布機「GSV1000」を開発した。同機は車と同じ感覚で走行できるように設計されており、後部にブラシをつけることで、散布から擦り込みまでの作業が完結できるようになっている。
また、ローラー式のタイヤによりタイヤマークをなくすことで、ローラー掛けの負担も減らすことができる。これにより目砂散布作業の敷居を下げ、少人数での作業を実現。人手不足の課題を解決している。
一方、スピナー式薄目砂散布機「HDS1」は薄目砂をメーンとして、低位置にあるスピナー(特許取得済)により勢いよく飛ばされた砂が芝の目に入り込む。従って散布後の擦り込み作業を減らし、簡潔な作業ができる。走行時は第2シャッターが閉まり、焼き砂の漏れを防ぐ。第2シャッターはコンベア回転レバーと連動しており、レバーを入れるとシャッターは開く。
起伏による撒きムラは、登りの場合、登り始めはスピナーの位置が下がり、地上に近づく。そのため散布幅は狭くなる。登り終わりはスピナー位置が地上より遠ざかる。そのため散布幅は広くなる。下りの場合はその始まり、終わりともに登りの逆となる。
スピナー式はアンジュレーションや砲台グリーンなど、散布地の形状により散布幅と散布位置が変化し、大きな散布斑が生じる場合がある。しかし同機のスピナーポジションは散布斑を抑制するデザインとなっている。
同社の担当者は「弊社のグリーン作業機は、小型でグリーンへの負担を減らし、作業を簡潔に終了させること、そして人手をかけない、作業の手間を減らすことを考えて設計しています」と話す。同社HPで製品の作業動画を確認できる。
問い合わせは同社(TEL06・6472・3857)まで。
【主な仕様】▽型式=GSV1000▽機体寸法=全長2540×全幅1540×全高1370ミリ▽乾燥重量=760キロ▽エンジン型式=バンガード16HP(305447)▽走行方法=トランスミッション方式▽走行速度=1速(時速0~3・4キロ)、2速(同0~6・7キロ)、3速(同0~10・8キロ)▽散布方法=ドロップ式▽散布幅=1200ミリ▽ホッパー容量=最大0・4立方メートル
▽型式=HDS1▽機体寸法=全長2500×全幅1600×全高1390ミリ▽乾燥重量=760キロ▽エンジン型式=コーラーCH680▽走行方法=HST無段変速▽走行速度=時速0~16キロ▽散布方法=スピナー式(ダブル)▽散布幅=6500ミリ▽ホッパー容量=0・4立方メートル








