政府が予防強化キャンペーン実施/農業の熱中症対策

政府は熱中症対策を一層強化するため、令和6年4月に全面施行された熱中症対策実行計画に基づき、今年も4月から熱中症警戒情報及び熱中症特別警戒情報の運用を行うとともに、令和7年度「熱中症予防強化キャンペーン」を実施する。これについて、官民連携して熱中症対策の強化を行うべく、広く協力を呼びかけている。政府が各関連団体・関連民間事業者に対して協力依頼した内容は主に次の通り。
(1)熱中症警戒警報(アラート)及び熱中症特別警戒警報(アラート)
4月23日~10月22日の期間で運用。各警報発表時は暑さ指数(WBGT)の確認、身近な人の見守り・声かけ、適切なエアコンの使用、こまめな水分・塩分補給などの熱中症予防行動をとることが重要だとし、対策を行うよう呼びかけている。
(2)指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)の指定について
クーリングシェルターは、住民等が暑さをしのげる場所として、市町村長が気候変動適応法に基づいて指定した市町村内の施設。環境省によると、令和6年10月末時点で、全国の4割以上の市町村で合計1万2000以上の施設がクーリングシェルターに指定されている。政府は各都道府県でさらにクーリングシェルターの指定が進むよう呼びかけている。
(3)熱中症予防強化キャンペーン
今年度も関係府省庁連携の下、4~9月の期間に熱中症予防強化キャンペーンを実施。政府一体となった国民への発信強化、産業界との連携、熱中症警戒アラート等を活用した熱中症予防行動の周知浸透を図る。
このうち、国民全体を対象とした主な取り組みは次の通り。▽4~6月=暑熱順化やエアコンの早期点検等の呼びかけ▽7月=梅雨明けに特に熱中症のリスクが高いことを国民へ注意喚起▽8月=盛夏における熱中症対策の一層の呼びかけ▽6~9月=災害時における熱中症の注意喚起
また、労働者・農業従事者を対象とした取り組みは次の通り。▽4月=STOP!熱中症クールワークキャンペーン準備期間(厚生労働省)、熱中症予防等の啓発資料の作成(農林水産省)、熱中症対策ステッカーの作成・送付(同)▽5月~=STOP!熱中症クールワークキャンペーン(厚生労働省)、MAFFアプリやSNS等を活用した情報発信(農林水産省)、熱中症対策研修の実施強化期間(同)▽6月=熱中症予防等に関するオンライン研修(同)









