インドに新拠点設立/ヤハタ

農機部品の大手・(株)ヤハタ(米田正社長・大阪府八尾市新家町3の51)は、このほどインド共和国のハリヤナ州グルガオン地区にグループ会社「YAHATA INDIA PRIVATE LIMITED」を設立し、新たな販売・調達拠点としての活動を2025年5月1日より開始する。新拠点を加えると同社の海外拠点は中国、タイ、ベトナム、米国、インドネシアに続き6拠点となる。今後、農業機械の生産が世界規模で効率・加速化するのに合わせ、グローバルな視点で高品質な製品の供給を目指す。
2023年半ばに中国を抜いて世界一の人口を擁する国となったインドは、2025年度中に日本のGDPを抜き、2050年には中国に次ぐ世界第2位の経済大国になると予想される国として期待されている。
またインドは世界最大の民主国家でありながら、政治的に米中とも距離を置く伝統的な非同盟・全方位外交を国是とする中立国である。そのため長期にわたり、パワーバランスに影響されずに安定して成長していくことが見込まれている。
このような背景に加え、先端技術的にも日本に先んじて月面に無人着陸船を着地させるなど、工業力の大変高い国でもあり、ヤハタはかねてより同国における市場性と潜在的な工業力に注目していた。そこで2025年度に入り、ニューデリー近郊のグルガオン地区に新たに販売拠点を設けることにした。
今後はインド国内はもとより、インド洋を越えたグローバルなニーズに応える高い品質の製品、価格競争力のある製品を新拠点から供給していく構えだ。
【同社総務部のコメント】
ヤハタは1929年にねじの製造販売でスタートし、取り扱いアイテムを機械加工・溶接部品、電装部品、各種組み立て、油圧部品、電子部品と拡大し、製造と商社部門のグループ各社を合わせて総勢860名、国内拠点20カ所、海外拠点6カ所の体制となりました。
この間、日本の農業は大きな変貌を遂げ、耕うん作業も人馬から耕うん機、そしてトラクタに代わるなど、農業機械が日本の農業の効率化・生産性向上に大きく寄与し、世界のマーケットに販路を広げました。
地球規模でみますと、農業が発展途上にある地域、省力化から無人化に変わろうとする地域と大きな格差が存在します。また、地球温暖化や人口増加など、世界のあらゆる地域で農業の進歩と拡大がますます求められている状況です。
こうした中、弊社は農業機械業界への貢献を使命とし、世界の各地域に供給と調達拠点を築き、喜ばれる商品を提供することで農業の発展に貢献してまいりました。そして、2025年度の海外ネットワークの強化として、インド現地法人を設立いたしました。2025年5月1日より、北インドのグルガオンにて事業を開始します。
お客様の動向により南インドへの事業拡大も視野に入れ、これまで培ってきた品質と納期管理のノウハウに合わせて省コスト化の提案で、お客様のものづくりをサポートしてまいります。ヤハタグループに引き続きのご支援をお願い申し上げます。
【新拠点の概要】▽会社名=YAHATA INDIA PRIVATE LIMITED▽所在地=1018 Tоwer―B 10F,Unitech Cyber Park,Sectоr39,Gurugram,Haryana 12201
▽登記完了日=2025年2月15日▽代表者=高野栄求氏▽現地責任者=若山敦氏▽稼働開始日=2025年5月1日▽従業員数=10名









