「みぞきり君」拡販/タイガーカワシマ

(株)タイガーカワシマ(川島廣大社長・群馬県邑楽郡板倉町大字籾谷2876)は、圃場作業が本格化する今年の稲作に向け、「みぞきり君」の普及拡大に力を入れている。同機は、暑い時期に行われる溝切り作業の省力化、軽労化を図るもので、基本技術の励行が強調される昨今の米づくりにおいて、順調な稔りを生み出す必須作業といわれ、かつ一番きつい作業ともいわれる溝切りをより進めやすくする新商品。
溝切りを行うメリットについては、▽水の通り道を作ることで(1)圃場の乾きを良くする(2)落水の適期まで湛水でき収量アップが図れる▽中干しの効果を高めて(1)窒素ガス抜き効果(2)根張りを良くすることによる倒伏防止効果、そして▽地耐力が上がりコンバイン作業を容易にする効果―などがあげられている。特に気温の高すぎる環境が恒常化している近年は、根の張り具合など植物自身の生長力を引き出す作業工程が一層重要視されるようになってきた。
「みぞきり君」には標準型のMKC―210と超湿田用の同―240があり、超湿田用は溝幅と溝深さが大きくなる。いずれもハンドル操舵で乗ったまま旋回でき、独自の溝切板で溝が崩れにくい―などの特徴がある。 また、軽トラックに載せて運搬する際に便利な、軽量・コンパクトで荷台を汚さないハンガーを用意している。
「みぞきり君」の主な仕様は次の通り。
▽型式=MKC―210(カッコ内・同―240)▽全長×全幅×全高=1340×580×995(1365×580×995)ミリ▽車輪外径=600ミリ▽車輪回転数=30rpm▽能率=60アール/時▽作業速度=0・8メートル/秒▽溝幅=210(240)ミリ▽溝深さ=110(120)ミリ▽エンジン=空冷2サイクル、排気量40・1立方センチ▽機体重量=23・6(23・7)キロ
米の価格上昇で稲作農家の機械投資意欲が向上した折から、同社は、同機をはじめとする今年の稲作用機器の増販にさらなる力を込めている。
なお、同社は、5月14~16の3日間、マリンメッセ福岡で開催される「第35回 西日本食品産業創造展2025」に出展、同社独自の「クリアウェーブ水流」で、食品を傷めず洗浄できる食品洗浄機「アクアウォッシュシリーズ」を出品するほか、新たに6月から販売を開始するシンクタイプの新型小型食品洗浄機「アクアウォッシュ・キューブ」も出展、参観者にそれぞれの機能をアピールする。
出展製品の内容は、小型食品洗浄機「アクアウォッシュ・キューブ」TWS―W160(2槽タイプ)、前処理洗浄機「アクアウォッシュ・ライト」TWS―LS500、同TWS―LS200、食品洗浄機「アクアウォッシュ・マスター」TWS―1500AB。









