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令和7年4月7日発行 第3546号 掲載

スマート生産方式SOP作成で研究課題10件採択/農研機構

 農研機構は3月28日、スマート農業技術の導入を推進するための事業「スマート生産方式SOP(スマート農業技術導入・運用手順書)作成研究」の事業実施主体として開始するにあたり、同事業で採択された10課題を公表した。同研究はスマート農業技術の導入を推進するため、主要な営農類型や技術体系ごとに、同技術の導入効果を着実に発揮させる栽培体系・飼養管理体系等やサービス事業者等を介した技術の運用方法を検証し、スマート農業技術導入・運用手順書を作成するもの。公募期間中に応募があった10課題について、採択課題を以下の通り決定した。(研究名、代表機関、検証地)
 ▽水稲(中山間地域)における高精度可変施肥技術等を核とした超省力的・低コスト生産体系の導入による労働生産性の向上および能登農業の創造的復興に関する研究、石川県農林総合研究センター、石川▽大豆栽培の輪作体系導入における汎用型画像処理、排出権取引に向けた作業履歴収集及びロボット農機導入・地域シェアリング体制構築による農家収益向上プロジェクト、(株)スマートリンク北海道、北海道
▽水田有機大豆作における機械除草適期診断アプリの導入による省力除草と安定生産技術の確立、農研機構東北農業研究センター、山形・福岡▽キャベツにおける自動収穫機の導入と最適栽培管理の統合による労働生産性の向上、農研機構北海道農業研究センター、北海道・茨城▽シイタケ(菌床栽培)におけるIoT、AI自動境制御およびスマートグラス技術の導入による労働生産性の向上と品質安定化、ランドブレイン(株)、三重
 ▽欧州向け房取りミニトマト全自動収穫ロボットの日本市場における労働生産性の向上、(株)デンソー、三重▽イチゴにおける自動選別パック詰めロボットの導入による出荷調製作業の効率向上、農研機構西日本農業研究センター、香川・熊本▽リンゴ園における自動運転スピードスプレヤー導入による労働生産性の向上、京都大学、青森・岩手▽蒸気を利用した新栽培管理技術により労働生産性向上を目指す有機茶スマート栽培管理システムのSOP作成研究、カワサキ機工(株)、静岡・三重・鹿児島▽IoTとBODバイオセンサーを活用した省力、省エネ型のスマート畜産排水処理、農研機構畜産研究部門、青森・千葉・熊本
 同機構は同事業について、第2回公募を行う予定としている。詳細が決まり次第、同機構のホームページに掲載する。

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